バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

結婚記念日の出来事

2024年05月23日 | アメリカ生活

今日は結婚記念日だったんですが
今朝、とても悲しいことがありました。


朝6時半ごろ。
朝食を済ませ、ゆっくりとコーヒーを飲んでいました。


同じころ、チャーリーはいつもの窓辺で外を眺めていました。


突然、バン!っていう衝撃音がして、窓辺を見ました。


窓が割れたかと思ったから。


チャーリーもびっくりしながら窓の上の方を直視していました。


ドアから外を見てみると小さな野鳥が玄関ポーチでひっくり返っていました。


わあ、大変!と思い、どうするべきなんだろうと思ったけど、脳震とうを起こした野鳥は
しばらくすると我に返って飛び去るのでしばらく見ていました。


だけど、混乱しているのか苦しそうにバタバタしているだけでなかなか飛べません。


ちょっと様子が深刻そうでした。


野鳥は生きてるときも死んでるときも
触ってはいけないことは知っていたけど
あの固いコンクリートの上で
辛そうにしているのを黙って見ていられませんでした。


私が手を洗えば良いだけだと思った瞬間
私はもう外へ出て小鳥を掴んでいました。


今手の中にあるものは心臓なのではないかというぐらい、その小鳥の心臓が鼓動していて
とても辛そうに呼吸しようとしていました。


体全体を、とても強くぶつけたのだと思います。


両手に抱えたまま、私は「大丈夫だよ大丈夫」と、ぶつぶつ声をかけ続けました。


大分落ち着きを取り戻したのかなと顔を覗くと、目をぱちぱちさせていたその小鳥は
静かにゆっくりと頭を私の手のひらに落とし、そして息を引き取りました。


さっきまで激しく動いていたその心臓の鼓動も、フェイドアウトするみたいになくなりました。


辛そうにしていたときは、目を見開いていたけど
魂の抜けたその顔は眠ってるみたいで
目も閉じていました。




その後は起きてきたハニバニと裏庭へ行き、日差しが柔らかく当たる場所へ埋めました。


結婚記念日なのに、なんかヤダ


とは、不思議と私は思いませんでした。


ぼんやりとあの動画を思い出しました。


なんていうか


悲しかったけど、尊さをものすごく感じました。


私の手のひらの中の、小さな小さな命でした。


これが私たちの結婚記念日の出来事でした。



アメリカンロビンちゃん From:Google




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10 コメント

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Unknown (もふまま)
2024-05-23 19:33:46
そうかあ。小鳥さん、残念でしたね。うちでもあるんです、たまにだけど。辛いよね。なんか、家あって、ごめん、て気持ちになります。でも丁寧に埋葬までされて、小鳥さん喜んでますよ。

偶然ですけど、私は昨日、どう家に入ってきたのかわからないけど、窓際で、猫たちに虐められてたBumble Beeを救出いたしました。きりんさんのあの大きいPawでビジバシ叩かれたら、ひとったまりもないです。手遅れかな、とも思ったのだけど、外に出してあげたらぶーんと飛んで行ってくれました。

そして、結婚記念日おめでとう!いつも仲良しの、ケイエスさん&ハニバニさん!楽しくお祝いしてね!
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Unknown (solo_pin)
2024-05-23 19:53:14
こんばんわ。

今、猫のシッコ片づけながら読んでたのですが
(片手間に読むな)
目の前で苦しそうにしてると、見てる方は
なんとか出来ないかって思ってオロオロして
苦しくなりますな。
鳥さんのご冥福をお祈りします。

結婚記念日、おめでとうございます🌸
いま在る二人と一匹に、きっと二人で
感謝しながら穏やかに過ごしてるんだろうな。
そんな平穏なケイエスさんたちの日々が
これからも続きますように💖
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Unknown (silvesmori)
2024-05-23 22:25:01
結婚記念日おめでとうございます
これからも仲良くおいしいランチを楽しむ2人+チャーさんでいてください

小鳥の話は悲しいですが、温かい手に包まれて穏やかに最期を迎えられたと思いたいです
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Unknown (如月まひる)
2024-05-23 23:25:13
結婚記念日に悲しくなっちゃうことが重なりましたね。
鳥さんは身代りになってくれたのかなとも考えるけど…ね。
優しい人の手の中で最期を迎えられて鳥さんは幸せだったかなと思えます。

これから、ケイエスさんもハニバニさんもチャーリーさんも穏やかにすごせますように。
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もふママさんへ (ケイエス)
2024-05-24 08:34:22
ああ、そうなんだよね。突進してきた先にうちんちがあってゴメン。。。ってなった。
多分窓の反射で空がいつまでも続いてるって思ったんだと思う。可哀そうなことをしたな。。。

>窓際で、猫たちに虐められてたBumble Beeを救出いたしました

虐めていたのが自分ちの猫っていうのがなんとも切ないけど、それが猫ってもんだからね。。。
でもレスキューできて良かったね。
「ありがとー」ってきっと思ってたと思う!
猫さんたちはきっと「ちぇーーー!!!」だったのだろうけどw

ありがとう!これからも仲良く頑張ります!
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SoloPinさんへ (ケイエス)
2024-05-24 08:36:52
おはよう!

そうそう。辛そうにしているのを見てても、こちらに出来ることといったら傍にいて
撫でるとか、落ち着かせるとか、そういうことしかできなくて歯がゆい思いをすることってあるね。

なんかね、今目の前にある穏やかな日常があったらもうそれ以上なんもいらんよって言う感じ。
全てのことがありがたいです:)
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シルベスさんへ (ケイエス)
2024-05-24 08:39:51
ありがとうございます!

そうですね、小鳥は可哀そうだったけど、コンクリートの上でなくて良かったかな。
たまに道路わきで車にぶち当たってそのまま命を落としてる小鳥、いますよね。
なんか森の中じゃなくて道路わきで、っていうのがものすごく可愛そうだったので、
この場合、コンクリートの上じゃなくて良かった。
そう思いたいです:)
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まひるさんへ (ケイエス)
2024-05-24 08:42:49
ありがとう。

そうだね、たまたまおんなじ日だったのかもね。
鳥も急には止まれないんだと思う。。。ものすごい衝撃音だったからね。
可哀そうなことをした。。。
あの衝撃から息を引き取るのが早かったので、あまり長く苦しまなくて良かったのかもと思います。
その間、ただぶつぶつ言いながら撫でるしかできなかった。

そうだね、穏やかな日がいいよね:)
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Unknown (Tristan)
2024-05-24 13:51:47
こんな日にそんなことがあったんですねえ。
その鳥さんは何があったんでしょうか。
もしかして車にぶつかったのでしょうか。
飛んでる鳥が何もなくて、落ちるほど強く何かにぶつかるなんていうことはまずないですからねえ。

でも、この鳥さんがケイエスさんの手の中で、しかもケイエスさんの結婚記念日に亡くなるのは、やはりご縁があったのかなと思います。
決して悪い縁ではない、と言うか、そもそもご縁にいいも悪いもありませんから。

あらためて、ご結婚記念日、おめでとうございます。
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Unknown (ケイエス)
2024-05-25 08:11:17
Tristanさん、ありがとうございます!

おそらくあの小鳥はハイスピードで飛んでいて、
うちの窓ガラスに映る空を見て、この先まだ空が続いてる!って思ったのかも知れません。
今までもそういうことがあって、それでも脳震とうでひっくり返っていても、暫くしたらまた飛び立ってたのです。
今回は、その衝撃が大きかったのかも知れません。
可哀そうでした。

私の手の中で息を引き取ったのも、また何かの縁だったのかも知れないですね。
コンクリートの上ではなく、私の手の中から見送ってあげられたのは良かったですが、
まあ残念な気持ちでもありますね。

Tristanさん、良い週末をお過ごしください!
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