バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

フレンチーのこと

2020年07月29日 | アメリカ生活
昨日の記事の中に出てきた魚のフレンチー。


頂いたコメントで、ChieさんもSoloPinさんも私と同じようにフレンチーがとても不憫だと仰ってくれた。


お二人にも言ったのだけど、確かにあの日はいきなり翌日からテレワークを命じられて、
家に帰るなりリモートアクセスの接続やら慣れないことだらけだったし、
社員も持ち物なんてそのままにして帰ったもんね。


しかもまさかこのテレワークがこんなに長引くとは思ってもなく。


それにしても、お魚よ?
それまで水槽の中で生きてて、泳いでて、エサを食べてたお魚よ?
きっとその飼い主のストレスを解消すべく、会社のデスクに置かれたのだと思う。
そしてその飼い主もきっと、それなりに愛着があったのだと思う。


じゃなかったらFrenchieなんていう可愛い名前付けんでしょうよ。


水槽だから、置き傘みたいに小脇に抱えてすぐに持ち帰れなかったのはわかる。
でもでもでも。


せめて次の日、せめて数日中にフレンチーを引き取りに来られなかったかな。


ふとね、あの福島の原発事故のことを思い出したのよ。
あの時、福島のみなさんは、着の身着のまま避難しないといけなかった状況下で、
動物と一緒に避難できなかった人も相当いらっしゃったと思う。
愛する家族の一員だから、それを置いて避難しなくてはならないなんて
考えただけで胸が張り裂けそうだ。


一刻も早く家に戻って、残してきて家族の一員を引き取りたいって皆さん思われてたでしょう。


でも、フレンチーの置かれた状況はテレワークになった会社にいるお魚。
緊急非常事態じゃないからね。


飼い主が誰だかわからんけど、

無責任すぎん?

食あたりにでもなって苦しめ。


(と、ここではマイルドにそう書いとくけど、
本当はもっと冷たくて酷いこと思ってる実はダークなケイエス)



たかが、小魚、されど小魚。
それでもフレンチ―は生きてたのよ。


魚にどれほどの感情があるんかわからんけど、
フレンチ―が不憫と思うよりももっと、この飼い主の無責任さにめっちゃ腹が立った。


ていうか、会社で生き物なんか飼うの、許可すな。


なんかいろいろ考えさせられた。


********************


気分直しに今日のハニバニランチはこんな私の気分を励ますにはピッタリのカレー!


Butter Chicken

カレーと言えば私にとってハウスバーモントカレー甘口がダントツで神なんだけど、
ここが提供してくれるカレーは日本のカレーとは全く違っていて、それでいてまた違う神。


食べ終わったらすっかり元気になった。


今朝またもやフリちゃんが珍しく私のオフィスに遊びに来てくれた。
お客様にはステキ座布団でおもてなす。





その後彼女はまたハニバニの元へ。





フリちゃん、私もハニバニも、
何があっても絶対に絶対に絶対に!フリちゃんを置き去りにはしないからね!


って伝えたけど、伝わってないと思う(泣)


.

コメント (6)    この記事についてブログを書く
« テレワーク130日目(戻らぬ準... | トップ | WFH反対者、おった »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
突然の入院に考えたこと (小鳥遊 ことり)
2020-07-30 20:34:34
前回と今回のブログを読んで遠い過去を思い出しました。
20年以上前に体調を崩し受診、そのまま入院と言われたことがあります。
当時2匹の猫とともに暮らしていました。
夫と猫と私、家族構成が二人と2匹であったため、
猫の世話は夫がしてくれました。
これが自分だけだったら、飼い主が帰ってこない家で
猫たちはどうしただろうと思うと、
独身でなくてよかったと心底思ったことを覚えています。
会社に残されたお魚さん、気の毒です。
どうにかできなかったのかとも思いますし、
生き物を飼うということについてくる責任についても
考えてほしかったかな。
とはいえ、コロナは世界中のいろいろなことを
思いがけない形で凍結していった禍であることも否めません。
一日も早く、病魔が退散とまで行きつかなくても、
穏やかな日常を取り戻せるまでになってほしいですね。
返信する
Unknown (solo_pin)
2020-07-31 05:45:11
おはようございます。

あたいもねえ、前の記事読んで
頭に浮かんだのは福島のことだったの。
でも、いきなりそこは、不謹慎かしらと思って
黙ってたんだ。
気持ちを代弁してくれて有難う。
帰ってこない人を
まだかなあと待ち続けて死んだ生き物。
鎖につながれたまま、
ゲージに入ったまま、
死んだ生き物もいたものね。
室内飼いだったために、外にも逃げられずに
死んだ生き物も。

そのフレンチーくん、
しょうがないかもしれないけれど、
手をつくして欲しかったね。
だってケイエスさん、自粛始まった後に
1回か2回、会社に出社してたじゃん?
飼い主さんが、もし出社していたら
その時に迎えにいってあげても・・・。
まさか飼っていた意識はなかったのかな。
ロボットでも置いとけや。

フリさんは、「わかってるわよ」って
顔なんだと思います(笑)。
素敵座布団でお出迎え、いいねえ、和物プリンセスやねえ。

カレー美味しそう。
海外のカレーと日本のカレーは比べちゃだめよね。
でもどっちも美味しいから良いと思う💛
返信する
小鳥遊さんへ (ケイエス)
2020-07-31 07:28:10
小鳥遊さん、お久しぶりです。お元気でしたか?

20年前にそんなことがあったのですか。
大変でしたね。
私は入院ではないのですが、ハニバニが日本で単身赴任して、私がアメリカに在留していたときに、
私、事故ってしまったんですよ。
しかも事故った場所が家から結構離れており、
その事故も大げさに見える程大きかったのです。
幸いケガ人が出なくてよかったのですが、
その事故の事情聴取やら、事故現場から家に戻るのにかなり時間がかかってしまい、
そのときに家で私を待っている2匹の猫がすーーーーーーーーっごい心配でした。
私がそのまま病院に運ばれなかったことが幸い。
ハニバニも急には日本から帰国できませんもんね。
怖かったです。
そういう時のための対策もあるべきだったなと思ってます。
本当に考えさせられましたー。

ところで小鳥遊さんはパンデミック、どうお過ごしですか?
疲れちゃいますよねー。
どうかこの先もご無事で過ごされますように:)
普通の生活が幸福の原点ですよねー!
返信する
SoloPinさんへ (ケイエス)
2020-07-31 07:37:56
SoloPinさん、おはよう!

もーそのことずーっと考えたわ。
多くの人は、魚を「ペット」としてとらえていないのかな。
それこそSoloPinさんが言うように、ロボットでも置いとけや!だよね。
ブログのどこかで書いたことがあるかわかんないけど、まだペプシが生きてた頃にね、
ベータフィッシュっていう赤い魚を飼っていたの。
名前が「フリスキー」っだったんだけどw
私も最初はキレイな魚だからってんで飼っていたんだけどさ、
そのうち懐いてきたことに気が付いてね。
顔近づけると寄ってくるの。
横に移動してみると、ついてくるの。
で、可愛くて可愛くて、魚もちゃんと慣れるんだー!って嬉しかったわ。
だからその魚のフリスキーが死んだとき、めっちゃ悲しくてさー。泣いたわよ。
普通金魚が死んじゃうとトイレに流す人もいるけど、ちゃんと裏庭に柔らかい布で包んで埋葬したよ。
だからきっとフレンチ―のこともすごく悲しくなったんだと思う。
飼い主の無責任さよ。
完全に忘れ去っていたとしか思えない。

こういうことは減って欲しいよね。
返信する
エッセンシャルワーカー (小鳥遊 ことり)
2020-08-02 14:58:35
で、正しかったでしょうか。
我が家は家族全員がリモートワークでは仕事にならない職でして。(私は看護職です。)
通勤もさることながら、
職場でも感染のリスクを意識しながらの日々です。
年があけてからこっち、
疲れが本当に抜けたと感じられる時がありません。
コビットさんがただの風邪くらいになる日が来ると信じて、
頑張るしかないかなと、、、思うしかないこの頃です。
ケイエスさんもどうかお気をつけてお過ごしください。
返信する
小鳥遊さんへ (ケイエス)
2020-08-03 08:05:19
小鳥遊さんは看護職なのですね。
本当に頭が下がります。
Essential Workerの中のEssential Workerです。
心からお疲れ様です。
私たちが出来ることと言えば、小鳥遊さんのように
医療関係者に少しでもかからないように、
3密を避けて、マスクをしっかりすることだけです。
今日もハニバニと、アメリカのマスク反対者を罵りまくっていました。

どこの国の医療関係者の方は全力で頑張ってらっしゃるので、
私ごときの人間がただ『頑張って』と言うのも申し訳ないぐらいです。
でも私とハニバニからは絶対にウイルスを発生させないということは約束します!
どうかお体に気を付けて。
そして小鳥遊さんを始め、全ての医療関係者の方々に安息の日が早く来ることを祈っています。

小鳥遊さん、ありがとう。
返信する

コメントを投稿

アメリカ生活」カテゴリの最新記事