バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

ケイエスの進化論

2009年12月13日 | アメリカ生活
そういえば、過去10年間使っていたパスポートが来年すぐに有効期限切れ
ということに気がついた。

うっかりしていれば、いざ出入国というときに大慌てするところだった。

2,3日前に、とりあえずということで、証明写真を撮りに行ってきた。

このブログでけっこうたくさん言ってきてることなので、
ご承知の人も多いかと思うが、私は写真撮影にかなり気合が入る。

証明写真を撮った日は、会社は有休を使って休んでいたので
朝から髪のセットとメークに余裕をもって時間をかけた。

写真を撮ってくれた人が、
「写真写りがとってもいいですね。」
と言ってくれて、そりゃーね、メークとヘアのセットに時間かけてるからねと
浮かれ気分になったのだが、スタジオを出るときに

「はっ。『写真写りがとってもいいですね』とは、実は
『(実物よりも)写真写り(の方)がとってもいいですね。』ということだったかも。」

と思ってちょっと考え込んだ。

でもまあ、誰でも経験があると思うが、
実際の見てくれがどうであれ、集合写真や証明写真の写りがいいと
全て良しということもあるのだ。

特に女の子にとってはそうなの!

家に帰ってきて、もう有効期限の切れるパスポートの写真と比べてみた。

約10年前の私。

その証明写真を撮ってもらったときは、その写りに我ながらうっとりするほど
なんかおしゃれでかっちょいいと思っていたが、
今こうやって新しい写真と比べてみると、その10年前の顔のなんと変なことか。

メークの仕方も眉毛も目も髪型も全く違う。

まさに別人という感じだ。

ちょっと面白くなって、その前の、今から15年前のパスポートも
引っ張り出して顔を比べてみた。

このときも確か、「まんざらではないな」という感想を抱いていたと思うが
今思えばなんだかとても変な顔だ。

自分で言うのもなんだが、すっごい変な顔なのである。

分析するのが楽しくなってきた。

私は年とともに派手さを増し、化粧も濃くなっているようだ。
美しく言えば、まあ化粧が上手になってきたという感じ。

しかし年とともになんだか顔が丸くなってきた事実も無視できない。
肌なんて、10年、15年前はぴっちぴちだったりする。
変な顔のくせに。

ハニバニが出張から帰ってきて、さっそく写真を見せた。

「ぶふ。やっぱり何だかんだで年とってきてるよねー。」

そう言う彼に私は無言で彼を見つめ続けた。

「あ。いや、老けたと言ってるわけじゃなくてね、あのー
上手に年をとってるって言うかね、つまり、あのー。
でもキレイに写ってるじゃん!あ、実物が悪いっつーわけじゃなくてね。
えーっと...余計なことはもう言うまいね。ぶつぶつ...」

やっぱり10年も経つと、化粧が上手になってきても時間の経過は
隠せないものなのかね。

ダーウィンの進化論のあの猿人の絵みたいに
自分の顔がどんどん進化していくのを見るのはけっこう愉快だったりする。



ここでその3枚の写真を一挙公開して
読者のみなさんと腹を抱えて一緒にゲラゲラ笑うことができないのが残念だ。

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年にも化粧にもダーウィンにも関係ないけど、今夜はメキシカン。



タコスが美味しかった~♪

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皆さんも写真見比べて「年とったな~」って思うことってありますよね?
 
↓  ↓  ↓
               
いつもありがとう。

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