図書館に行かず 新聞も購読しておらず 書店にも足繁く通うこともしなくなると わずかにラジオで紹介されるもの以外 新刊本についての情報にはとんと疎くなり 今では「読みたい本リスト」を作ることもなくなっている
そんな中 最近気になる本を見つけたので 昨日そのうちの1冊を借りてきた
『百歳までの読書術』津野海太郎著
幸い 私が出かけた図書館には置いてあった
序文のあとの初っ端が「本を捨てない人たち」
本の重みで床が抜けた人 本の山の中で息絶えた人 蔵書のために家を建て 書庫を借りという人も少なくないことはすでによく知っていたし 特に所有者が逝去されたあと 残された家人がせいせいするとばかりにそれらを整理したという 切ない話も聞いたことがある
私自身 蔵書と呼べるような代物では無かったけれども それでも随分と始末をしてきて 今はこれで良かったと思っている
何しろ 自分の屍さえ自分で始末できないのに 捨てるしかないような本を人様に整理させるなんて あまりに申し訳なさすぎるもんね
津野海太郎の近著には『最後の読書』というのもあって これは新潮社のWEBマガジンで読むことができる
https://kangaeruhito.jp/articlecat/lastreading
老人の読書について 私もその域に近づきつつあるものとして 今から知っておくのも悪くない
YOKOちゃんにいただいた春樹本、面白かったので、久しぶりに小説をと、「騎士団長殺し」も上巻は読んだのですが、古本屋に出かけていないので、下巻はまだ。
自宅待機中に呼んでいた佐野洋子や須賀敦子の本、何度読んでも楽しめるのですが、忘れているから?
「最後の読書」を読んで老人向け読書術も体得すべきかしらね。
お仕事、お疲れ様です~。
そうそう、一回読んだだけでは忘れてしまっているものもあります。
何度読んでも楽しめる本は、手元にあると安心。
読書に関してだけでなく、変化があるのが老人になるということかなあと。
自分より年上の友人の方が多いので、
参考になることが多いです。
ワタシ能天気なので、感謝しています。
この本もそういった内容のよう。
みんなが思うのですね。
未来の自分の姿かもって・・・。
そうなるんだ、こう変わるんだって、私の場合は親が一番の見本だったけれど。
でも、誰でもいつも、今の自分は未経験。
新たなる発見と思って進みましょう~。