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2014年3月にお引っ越ししてきました

京の冬の旅2020 泉涌寺 追加あり

2020-03-01 20:48:48 | 京の冬の旅2020

思い立ってお昼過ぎからお出かけ。

途中稲荷大社の前が大渋滞!

そう言えば、今日は一日、お稲荷さんのお参りの日だった。

鳥羽街道からはスイスイ。

昔の下宿のあたりを通過、

いつも通った喫茶店はコイン駐車場になっていたり、風景は大いに様変わり。

今日は霊明殿の公開が目的。

以前に来たときは門の外から建物を見るだけだったのですが、

今回の特別公開でほお堂の中まで入れました!

内部は写真不可。

霊明殿は以前来たとき(2018/10/15)門の外から写真を撮りましたが、

几帳もしまっているし、立ち入り禁止でした。

今回は几帳の奧にはいることができました。

お仏間になっていて、

四条天皇像、孝明、明治、大正、昭和の各天皇夫妻の位牌などがまつられていて、

祥月命日には宮内庁から人もきて仏事が行われるとか。

唯一写真OKの庭。

真ん中から少し右の灯籠、泉涌寺型灯籠と言うそうです。

苔で覆われているのでよくわからないけれど、傘の形が八角形。

明治の廃仏毀釈、天皇家は神道を選ぶとのことで、

それまでは泉涌寺でお葬式してお墓(御陵)も境内にあったのを宮内庁に移管され、

お寺とお墓のあいだに塀が築かれたとのこと。

それまで持っておられた念持仏は

泉涌寺に集められて土蔵のようなところに保存され、

折々にお経が上げられているとか。

今日の霊明殿は几帳があげられています。

この几帳をくぐって室内での見学ができました。

この特別公開は3月18日までです。

霊明殿と御陵のあいだには扉もあって、皇族方はそこを通ってお墓参りをされるとか。

天皇夫妻が去年来られたときのスナップ写真がありました。

 

御陵の方にも行ってきました。

裏山の崩れた樹木は片付けられていましたが、

山肌には痛々しさが残っていました。

 

観光客は国内観光の方が殆ど。

お寺の静かで穏やかさが際立っているようでした。

 

追加

御座所はチケットに紹介されていました。

昨年の天皇ご夫妻もここで休憩されたとか。

もちろんテーブル、椅子だったんでしょうね。

古来はこの高いところに天皇が座り、皇后は奥のふすまの向こうの部屋、となっていたそうです。