思い立ってお昼過ぎからお出かけ。
途中稲荷大社の前が大渋滞!
そう言えば、今日は一日、お稲荷さんのお参りの日だった。
鳥羽街道からはスイスイ。
昔の下宿のあたりを通過、
いつも通った喫茶店はコイン駐車場になっていたり、風景は大いに様変わり。
今日は霊明殿の公開が目的。
以前に来たときは門の外から建物を見るだけだったのですが、
今回の特別公開でほお堂の中まで入れました!
内部は写真不可。
霊明殿は以前来たとき(2018/10/15)門の外から写真を撮りましたが、
几帳もしまっているし、立ち入り禁止でした。
今回は几帳の奧にはいることができました。
お仏間になっていて、
四条天皇像、孝明、明治、大正、昭和の各天皇夫妻の位牌などがまつられていて、
祥月命日には宮内庁から人もきて仏事が行われるとか。
唯一写真OKの庭。
真ん中から少し右の灯籠、泉涌寺型灯籠と言うそうです。
苔で覆われているのでよくわからないけれど、傘の形が八角形。
明治の廃仏毀釈、天皇家は神道を選ぶとのことで、
それまでは泉涌寺でお葬式してお墓(御陵)も境内にあったのを宮内庁に移管され、
お寺とお墓のあいだに塀が築かれたとのこと。
それまで持っておられた念持仏は
泉涌寺に集められて土蔵のようなところに保存され、
折々にお経が上げられているとか。
今日の霊明殿は几帳があげられています。
この几帳をくぐって室内での見学ができました。
この特別公開は3月18日までです。
霊明殿と御陵のあいだには扉もあって、皇族方はそこを通ってお墓参りをされるとか。
天皇夫妻が去年来られたときのスナップ写真がありました。
御陵の方にも行ってきました。
裏山の崩れた樹木は片付けられていましたが、
山肌には痛々しさが残っていました。
観光客は国内観光の方が殆ど。
お寺の静かで穏やかさが際立っているようでした。
追加
御座所はチケットに紹介されていました。
昨年の天皇ご夫妻もここで休憩されたとか。
もちろんテーブル、椅子だったんでしょうね。
古来はこの高いところに天皇が座り、皇后は奥のふすまの向こうの部屋、となっていたそうです。