フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

フランスバスクの海側の街バイヨンヌの「スープ・ド・ポアソン」は「鰯系」

2021-06-15 13:07:47 | 2017年秋の旅行(パリ・バスク)

今日は、バイヨンヌ、つまりフランスバスクの海側へ行く予定だ。

ここで、フランソワーズ夫妻の友人のクリスティーヌと会う約束になっていた。

私に紹介しようということだ。彼女はバスクに住んでいるのではなく、ボルドーの少し南の海沿いに住んでいる。フランソワーズ夫妻は、私とのバスク旅行のあと、彼女の家に滞在するそうなので、フランソワーズに会いに来たというよりは、私に会うためにやってきたということだ。

 

まず朝ごはんをシャンブルドットでいただく。ここは面白いお爺さんがいた。

 

奥さんによると、父親であるこの人は、高齢でちょっとアルツハイマー気味だそうで、私たちににこりともしない。

奥さんが「日本から来たのよ」とか話しかけても、知らん顔だ。

さて、三日間の滞在でこの人のほほえみを見ることができるだろうか。

介護士の方が毎日訪問されていてその日も来られていた。フランス,いやバスクの介護事情なども少し垣間見られた。

 

食事の後は、バイヨンヌへ向かう。

やはりバスクの大きな町の一つなので、路線バスも走っている。

 

バスクの生地のようなカラフルなバスも走っていた。

街の散策も商業施設やレストランなどにも、やはり観光地という感じがする。

 

 

宿の奥さんが眼鏡を掛けないときにも首に架けておける(よく日本にもあるチェーンではない。しかもレンズとレンズの間がマグネットになっていて簡単に外せる。日本でも最近売られてきているが)便利そうな老眼鏡をかけていたが、それもここで売られていた。

そのころまだ日本では見ないタイプだったけれど、置き忘れる心配もなく、なかなかいい。

さて、お昼前にクリスティーヌがやってきた。そして、そのまま一緒に昼食をとることになった。

このレストランは観光客向けなのだろう。日本人も来るようで、日本語で書かれたメニューもあった。

 

 

そんなレストランを選んだ理由は、たぶんバスクのスポーツに関する名前(バスク・ペロタ)が付いたレストランだったからだろう。

そこで私は、フランスで一番好きな料理?の「魚のスープ」(スープ・ド・ポアソン)を選んだ。

残念ながら、地中海側で食べたようなエビカニ系のスープではなく、どちらかと言えば、イワシ系のスープだった。

ちょっとがっかりしたが、これはこれとして、大西洋の魚のスープなのだと思いながらいただくことにした。

 

クリスティーヌのご主人は海の家のようなものをしていて、レストランが忙しいらしい。特に夏のバカンス時には小学生や中学生の子供たちもそのお手伝いをしているんだそうだ。

 

フランソワーズ夫妻の友人は裕福な暮らしをしている人もいるが、このようにしっかり働いて生活をしている人もいて、フランソワーズ夫妻の心の温かさが感じられるところだった。

 

ここは私もお世話になっているフランソワーズ夫妻のためにも、そのお礼をこめて、お昼はごちそうすることにした。

 

そして、散策へと向かう。

 


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