フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

イスラムの歴史の匂いが残るアルハンブラ宮殿へ行った。

2021-09-09 08:31:12 | 2015年スペイン旅行(マドリッド~アンダルシア)

グラナダ2日目は、アルハンブラ宮殿からスタート。

 

朝早く起きて、当日券の販売開始少し前に並びに行く。

宿は駅までは遠いが、中心地で、アルハンブラ宮殿にも上りではあるが、徒歩で行ける。

買えるかどうか、この時点ではもちろんわからなかった。

並んでいると、二手に分かれていることに気が付いた。

短いほうの列は何だろう。機械で買うような感じであった。

よし、一か八か、機械での購入に賭けてみよう。

と、短いほうの列に並ぶことにした。

 

購入して帰ってくる人に聞いてみると、時間ごとに発売されるようだ。

何となく買えそうな気がしてきた。

 

そして、私の番が来た。

案の定、途中までやってみたが、なんかうまくいかない。もう一回試してみる。

ごちゃごちゃ押していると、枚数が多く出てきてしまった。

もちろん支払いも一枚分多い。しまった!!!!二回も繰り返してしまったからだ。

どうしよう?と思っていたら、見ていたのか、親切な人がいて、「間違えたの?余ったなら、買うよ」

まさに、天の声!!

スペイン人だった。(たぶん)

「ありがとう」とお礼を言って別れた。もちろん折り鶴をこういう時は渡す。

 

ああ、本当にありがたかった。金額にして1500円程度、わずかかもしれないが、気分が違う。

入場時間まで、散歩をして時間を費やす。11時くらいに入館できて、1時間も待たないくらいだった。季節がいいので、花盛りだ。

いよいよ、入場。

アルカサルを大きくしたような気がした。

もちろん、これが日本で写真で見て憧れたアルハンブラ宮殿だ。しかし、ちょっとアルカサルを見ているせいか、そこまでの感動は正直なかった。


ここでは日本人観光客も何人か見かけた。関西からの親子連れも来ていた。

少し情報交換をしたが、スペインに来てからこの時まで治安について心配するようなことは起きなかったのだが、やはり気をつけないと危ないこともあるというような話だった。

 

昨日、アルバイシンを歩いた時も見え、アルハンブラ宮殿の外側を歩いていると、山の頂に白いものが見えるので気になり、「あの山はどこか?」と何人かに聞いたが、わからないという。あとで調べると、シエラネバダで、白いものは雪だ。5月初めで朝夕は寒いが日中はとても暖かいグラナダなので、山とは言え、雪を見られるとは、不思議な感じがする。


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