マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

こんな私でごめんなさい

2019-06-06 07:58:16 | 夕食

親は親なりに、一生懸命子供を育てます。だけど子供にとっては、親を選べません。今のお父さんとお母さんの子供に生まれてよかったと思ってくれているかは、親にはわからないことです。

親は完璧な人間ではありませんから、子供にとって良い接し方ばかりできているわけではありません。親として未熟なために、子供に影響して、反発したり、不良になったり、時には我慢を強いることになったりすることもあるでしょう。

最近言われている、高齢となった親(80代)が収入のない子と同居を続け行き詰まる8050問題は、社会問題になっています。先日、高級官僚だった父が、引きこもりの息子の将来を憂いて殺人を犯すという事件が起こりました。まさにこの問題が引き起こした事件でした。中学生の頃に家庭内暴力が始まっていたとも報道されています。家庭内の問題をさらけ出すことは恥ずかしいことです。外部に、家族の問題を相談することも、難しいし、親身になってくれる場所もなかったのでしょう。

今の日本は、人の苦しみを自分の苦しみのように思ってくれる人は少ないのかもしれません。必然的に、生活面を含めて、子供の問題は親が責任を持って解決すべきと思ってしまうのです。

引きこもりの人に言いたいです。今の不遇な自分を社会や親や他人のせいにするのはよくないです。

一月に一時間だけでも良いから、社会のために活動することはできないでしょうか。外に出ることは難しかったら、ネットの中で、誰かのために、元気付ける言葉をかけてあげるとか、楽しい話題を提供するとかでも良いと思います。それを外部の誰かがお世話できたら良いのでは。介護が必要な人にケアマネさんがいらっしゃるように、そういう方々にもケアマネさん的な人を派遣してあげられないのでしょうか。

我が家も、主人が病気を発症した時は、状況がつかめずみんなが心を病みました。結局、私の親戚や友人や、医療に詳しい友人がアドバイスをくれて、医療の力をお借りして乗り越えました。その家庭は、何が問題で、どうすれば解決の方向へ向かうかが明らかになれば、最悪の状況にあっても乗り越えられます。

時間がかかっても、解決する方法がわかれば、問題は徐々に解消するのです。

引きこもりの人は、昔からいらっしゃいます。それは心の病気のこともあります。そういう方々は、治療を施して、手厚くケアしてあげれば良いのです。

先日川崎市で起きた、引きこもりの人が引き起こした小学生への殺傷事件は衝撃で悲しいものでした。事件を起こす前にどうにかして止めることができなかったのか残念で仕方ありません。だけど引きこもりの人が皆凶悪な殺人事件を起こすわけではありません。偏見をできるだけ持たないようにしたいです。

どの人にも、悩みを聞いてあげられる、苦しみを癒してあげられる人が必要なのでしょうね。

 

私は、わがままで、自分勝手で決して親にとって良い子ではありません。偉そうなことなど言えないのです。母にはいつもこんな娘でごめんなさいと心の中でつぶやいています。

だけど

もう一度生まれ変わっても、今の両親の子供で生まれたいと思える私は幸せです。

画像は、蒸し料理です。キャベツを下に敷いて、色々な野菜や肉や魚を乗せてお酒を100ccかけて蓋をしてとろ火で二十分加熱します。昨日はポン酢をつけて食べました。醤油マヨネーズも合います。

 


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