私の料理は洋食が多いとおっしゃる方がいて、過去を振り返ってみたら、このレシピ本を思い出しました。
著者はラブおばさんこと城戸崎愛さん。
新婚当時神奈川に住んでいて、定期的に社宅の庭に移動図書館の車が来てくれました。そこで手にしたのがこのレシピ本でした。料理の初心者にもわかりやすく書いてあり、応用レシピも豊富でした。定価が一冊2000円もしたので、借りて、レシピをノートにメモして作りました。当時このシリーズで紹介されている料理のほとんどを作りました。
トットちゃんという可愛い二十歳の女の子が、会社の椎名先輩に恋をして、いい奥さんになろうとラブおばさん主宰の教室で料理を勉強するストーリーになっています。教室のお仲間の女子も個性的で、登場人物がみんな楽しい人たちです。
当時はとにかくレシピにしか目がいかず必死だったので気づきませんでした。たまたまアマゾンで中古のものを安価で手に入れることができ、ゆっくり開いて楽しんでいます。
ラブおばさんは、素晴らしい人です。三十年以上経て、今開いてもやはり勉強になることがたくさん書いてあるのです。
また原点に戻り、さらに美味しい料理を作りたいです