マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

料理でどん! 寿司ケーキ編

2021-09-21 12:45:40 | アイデア料理

クラブハウスを初めて半年以上が過ぎました。ひょんなことから、私が審査員となって、エントリーされた方々に、料理ごとにうんちくやこだわりを語っていただき、愛に溢れ、栄養豊富で、オリジナリティやアイデアに優れ、お手軽で作りやすい料理を紹介してくださった方を表彰するお部屋を始めています。

6回目のテーマは、「寿司ケーキ」でした。豪華なちらし寿司や押し寿司なども入ります。過去には、大佛次郎の注文で作って届けた、藤本名人のちらし寿司が有名です。

今回も、素晴らしいお料理が登場しました。

優勝はN子さんでした。

お母様から受け継いだちらし寿司です。オケのままどんと食卓に出して取り分けて食べます。

上のように時には冷蔵庫の中にある食材を整理したい時に作ります

干し貝柱 とびっこ アボカド しらす 菜の花 生姜の漬物、魚の干物、絹さやなど、最後にカリッと揚げたレンコンんをトッピングします。

使用する酢は宮津の富士酢です。

洋風の食材を使う寿司の時はワインビネガーにすることもあります。

緑、赤、黄色、黒、白と色とりどりの食材を使うことで栄養のバランスが取れていて優れものの料理ですね。

N子さんと優勝を競ったのが、Iさんの大村寿司です。長崎県の大村市に500年間食べ続けられているお寿司です。

このお寿司は、室町時代大村の領主が島原の領主に攻められ、城を開け渡したのですが、数年後、反旗を翻し、領土を奪還し無事お城に戻った時、喜んだ大村の領民が、お殿様のためにモロブタに乗せて広げるようにして作ったのが大村寿司です。シメサバや他の具がご飯の間に挟んであります。

家来は、これを脇差で適当な大きさに切って食べたのだそうです。

シメサバは、三枚におろした鯖を、最初にお砂糖をまぶし、しばらく置いたのち塩をまぶして置いて最後に酢で洗って、酢に漬けて作ります。調味料を加える順番は分子の大きい順なのだそうです。

Iさんは熱く語ってくださいました。

僅差でしたがN子さんの優勝となりました。

Kさんは一回目のたこ焼きの優勝者なのですが

今回は穴子寿司でエントリーされました。これ実はすし太郎で作ったそうです。きゅうりやお気に入りの食材を加えることで、ご馳走になるのです。お手軽さという点で優れています。彼を料理上手にしたのは、厳しい奥様の評価です。奥様が美味しそうに食べるかどうか、それは私なんかよりハードルが高いのです。

料理は食べてくれる人がいて初めて日の目をみるのです。

5回目のアイスクリームの優勝者のAさんんのサーモンとアボカドのちらし寿司です。サーモンなどの色彩が良く美味しい食材をトッピングすることで、ただのちらし寿司があっという間に豪華なご馳走に生まれ変わることがわかります。

Tさんが、お子様のためにオーダーされた、正真正銘のすしケーキです。大好きなパンダを海苔で型どっています。このチラシは中心に穴子などの具がサンドされています。ピンクの部分はカニの身といくらです。プロの技を見せていただくことができました。

最初の画像は、浜田に伝わる押し寿司です。金時豆と具が真ん中に入っています。伝統料理です。

私がこれまでご紹介したお寿司を並べてみます。

最初の角寿司と同じく、地元で食べられているおまん寿司です。鯵をしめて酢にして、ご飯ではなくおからを出汁とお砂糖と酢と塩で炊いたものを包んで作ります。浜田方は地元の業者ヤマキンさんの酢を使います。ヤマキンさんの酢の味をもとに砂糖や塩を調整して作ります。

主に高齢者対象の臨床美術教室を実家で開催した時の、手まりすしです。タイ、しいたけ、サーモン、卵、ミョウガの5種類を作りました。

同じく臨床美術教室で出した、ちらし寿司のランチです。浜田の家庭のちらし寿司がこれです。

最近ブログで紹介した、ちらし寿司の上に豪華な具を乗せたちらし寿司です。

実はお寿司は、どこまでも美味しさと豪華さをアイデアを追求できる優れた家庭料理であることを今回実感しているところです。

ご協力くださった皆様に感謝です。


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