マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

割れた瓦に教えられたこと 更新

2011-12-01 16:24:56 | ぼやき日記

今年で100年になる実家の屋根瓦の一枚が割れていて、新しい瓦に差し替えることになりました。

瓦屋さんに一枚を買うため出向き、瓦のことが色々わかりました。

浜田市、江津市は石見瓦の産地です。来待石から作った釉薬をぬり、世界一の高温で焼き上げた最高品質の瓦です。吸水率が低く、寒冷地にも向いています。

実家の割れた瓦ですが、100年以上前に、来待釉薬をかけ登り釜で焼き上げたものだそうです。土も良い土を使っていて、鉛などの成分を含んでいません。瓦を製造する人の健康を配慮してのことです。本当に色白の美人です。黒い斑点は登り釜で焼いた証です。

100年前家を新築したときに、以前住んでいた家の瓦を後ろの屋根に使い、その一枚が画像の割れた瓦。他のはまったく、こわれていません。

しかも100年前と企画が変わらず、差し替えは可能です。真面目な島根県人の気質が生んだすばらしいものだったのです。

上が1350℃で焼いた瓦下は低い温度で焼いた瓦だそうです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 円高がひどすぎます。 | トップ | 鈴蘭本館(浜田市天満町)で... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Nano Si Fighter)
2011-11-29 18:59:56
100年の瓦はすごいですね!!
伝統のあるお家なんですね。
返信する
ありがとうございます。 (M.holy)
2011-11-29 20:38:44
子供の頃は、奥に居間がありました。玄関は土間で入って左に暗い物置があり、勝手口に行く横にも暗い納屋があり、8時過ぎに家に帰り居間までたどり着くまでお化けが出そうで怖かったのです。しかもお手洗いは外でした。夜一人で行くのは無理です。自分の家が怖いってわかります?

だから昔友人数人と家の周りを一周する肝だめし大会したことありました。

いちばん怖がったのはお化け役子でした。暗がりで待たないといけませんからね
こんなかんじで、古い家は大変です。
返信する

コメントを投稿

ぼやき日記」カテゴリの最新記事