マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

絵本セラピー

2015-01-13 06:00:31 | ぼやき日記
くまとやまねこ
湯本 香樹実
河出書房新社


絵本セラピーの会に参加してみました。大人のための読み聞かせの会です。

いくつかの作品をピックアップして読んでくださいました。

その一つが上のくまとやまねこです。大切な友人を失ったくまが主人公で、立ち直るさまを描いています。

少ない言葉と、絵は、我々に、限りない想像力をもたらし、感動しました。


それから この作品

おかあさんだもの
サトシン
アリス館


先日、おかあさんのことについて、ブログで述べたのですが、とてもタイムリーでした。子育てにすこし疲れ気味のお母様に読んであげたい作品なのだそうです。私は、今高齢の母と一緒にいるので、疲れることもありますが、本来はおなかの中で一つだったということを思うと私は母の一部であり、母とははなれられない関係であることを実感しています。親は子供に対して無償の愛情を注いでくれたことを、この作品で思い出しました。母のこと大事にしなければと思います。

最後は

父は空 母は大地―インディアンからの手紙
クリエーター情報なし
パロル舎


自然は母とおなじ、人間は自然の一部であるというメッセージを発信している作品です。


私は、郷里島根県浜田市も一部に考えもなく開発をはじめて、自然をこわしたまま、放り投げられている場所があったり、あるとき、毎年楽しみにでかけていたくわがたのいるクヌギ林がそっくりなくなっていた話をしました。一度失うと、もう2度と取り戻せないのが自然です。考えさせられる大きなテーマの作品でした。


絵本と言うのは年齢に関係なく、人を、元気づけたり、癒したり、ときには人に問題を投げかけたり、大事な存在であると実感しました。


絵本セラピーの活動。これからもどんどん広まっていくことを願っています。
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2 コメント

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Unknown (千惠子)
2015-01-13 16:44:08
素敵なご本ばかりですね。
母も本が大好きでしたので、生存中は面会の度に
母の喜びそうな少し字の大きめの絵本を捜して
持って行っていたことを、思い出しました。
100歳近くまで読んでくれていました。
中でも一番好きで愛読していましたのは、「良寛さん」の
本でした。先生のブログで改めて母との思い出にひたれました。 ありがとうございました。
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千恵子さん、コメントありがとうございます。 (M.Holy)
2015-01-14 08:52:04
絵本セラピーは最近注目されている活動のようですが、千恵子さんのお話しをお伺いすると、ずいぶん前から、実践している方々がいらっしゃったのですね。

先日いただいた、「いっぱいごめんいっぱいありがとう」の本は私のバイブルです。
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