昨日はモーツアルトの誕生日でした。1756年生まれですから、行きていたら262歳だそうです。広島在住の私のピアノの師匠竹本順子氏がケッフェル1から始めたモーツアルトの演奏会が、広島市にある中村屋さんというカフェで毎年行われ、孫と行きました。今回で18回です。大変興味深いプログラムでした。
フンメル:モーツアルト「フィガロの結婚」のアリア”もう飛ぶまいぞこの蝶々”のテーマによる幻想曲op.124
フンメルはモーツアルトの弟子で、出会った時は、モーツアルト30歳、フンメル8歳だったそうです。この頃に書かれたフィガロの結婚を聴いた子供のフンメルはそのイメージをピアノ曲にしました。その曲でした。モーツアルトはフンメルをたいそうかわいがっていたとのことでした。
そんなエピソードで演奏会は盛り上がりました。
2曲目は、K15 ピアノトリオ ソナタ変ロ長調
バイオリンとチェロとの共演です。天才と謳われたモーツアルトが8歳のとき作品で、初々しさが感じられる曲でした。
3曲目は、K493 ピアノ四重奏曲第二番
モーツアルトが最も成熟していた頃の作品らしく、完成度の高い、モーツアルトらしさがふんだんに感じられる作品でした。
一昨年に行ったザルツブルグのことを思い出しながら、聴き入りました。
来年は19回目、ピアノ以前の楽器、スピネットを演奏されるとのこと。モーツアルトの時代は、まだ今のようなピアノではありませんでした。当時により近い演奏を試みるおつもりのようです。
この日のお昼は、3月に行われる朗読と演奏の会の打ち合わせをフランスシターの白井さんといたしました。私の書いた朗読作品の言葉がより輝きを放つように、考えてくださっていました。私が提案させていただいた、フォーレのメロディが作品のイメージ通りにアレンジがなされ一人で感動し元気をいただきました。
そして景気付けにお昼に食べたのが広島風お好み焼き
私のソウルフードのひとつです。
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