今日は、韓国人のパーマモデルのお話です。
モデルはこちらの方。
なんと・・・17歳の高校生なんです!!
大人っぽいですね~。
モデルと言っても、プロのモデルではなくて
アシスタントの弟の友達の友達だったかな?
お願いして来てもらったみたいです。
長さは変えずに、毛先の痛んだところだけカットし、デジタルパーマをかけます。
って、高校生がパーマかけてもいいの?(夏休み期間中ではありましたが)
そのことを聞いてみたら、
「高校生だから、カラーはできないんですよね~。だから、パーマだけ。」
カラーはダメだけど、パーマはいいの・・・?
どっちかっていうと、カラーの方が「ビールでやりました!!」
とか言って、ごまかせそうですけどね。(←古)
デジタルパーマをかける前に、根元にボリュームを出すために
「ルートパーマ(root perm)」をかけます。
ルートパーマとは、パーマがかかりにくい根元にかけるパーマで
ぺたっとしている頭頂部を自然な感じで
ボリュームアップさせることができるんですよ♪
このルートパーマ、実は韓国で作られたもので
韓国ではかなり前から使われているんだそう。
日本では去年からサロンで使われ始めたようです。
男性、女性を問わず、髪が薄くて、ボリュームがでない方や
ぺたっとしてしまう髪質の方にお勧めです。
ルートパーマをした後は、ヘアトリートメントをします。
これは、和漢彩染のヘアトリートメント。
デジタルパーマによる髪へのダメージを減らし、髪に栄養を与えます。
韓国では、とにかくツヤが一番!!
どんなにヘアスタイルがよくても、ツヤのない髪はNGなんです。
だから、韓国の女性は、よくヘアサロンに通い
家でもホームケアを欠かしません。
あのツヤは弛み無い努力から生まれるんですね。
ヘアケアをしたら、いよいよ、デジタルパーマです。
大きめのロットに髪をくるくるっと巻いていきます。
髪が長いから、巻くのも大変。
手を上の方にあげたり、横にしたりしながら
ロットを巻いていくスタイリスト。
でも、韓国人女性は、髪をあまりすかないから
ロットを巻きやすいかもしれません。
(やったことないから、あくまで想像です^^;)
日本人は髪をすいている人が多いから、ロットを巻いたり
ヘアアレンジをしたりするのが大変みたいです。
ロットを巻き終えたら、マシーンで加熱します。
こういうとき、スマートフォンがあると本当に便利ですね。
加熱が終わったら、2液をかけて
シャンプーして終わりです。
長い間お疲れ様でした~。^^
デジタルパーマは乾いたときに自然なカールが出る
パーマとして知られていますが、ただ乾かしただけでは
なかなか思い通りのウェーブが出てくれません。
きれいなウェーブを出すには、ドライするときに
写真のようにくるくる巻きながら乾かすのがポイント。
ヘアトリートメントは、半乾きの状態で、もむようになじませます。
その後、根元からドライヤーで丁寧に乾かします。
完全に乾かした後も、スタイリングをする感じで、もう一度
トリートメントをつけると、ウェーブがきれいに出ますよ。^^
さて、17歳の女子高生のデジタルパーマ、どんな風に仕上がったかな?
ビフォアー&アフターで~す。
こちらがビフォアー。
きれいなストレートですね。
このストレートが、ルートパーマとデジタルパーマで
こんな感じになりました~。
やわらかくてツヤのある、女性らしいスタイルです。
ストレートもよかったけど、パーマも似合いますね。
髪をしばると、もっと大人っぽくなるんですよ。
「全然高校生に見えないね」と、思わず言ってしまいましたが
話をしてみたら、普通のかわいい17歳の高校生でした。^^
最後に笑顔で記念撮影。
ヘアモデルは初めてらしく、「笑って~。はい、もうちょっと笑って~。」と言っても
顔がこわばって、なかなか笑ってくれませんでした。(笑)
毎日、勉強勉強で大変な中、少し気分転換できたかな?
受験、頑張ってね~!!^^