ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

7月1日(金) 「エクウス」

2016-07-03 09:05:50 | 劇団四季
夫と「エクウス」を観た。












40年前に市村アラン、9年前に望月アランを観ている。
今回は、ダイサートが味方さん!
9年前には、まだ日下さんがやっていらした。

高校受験を終えて、芝居らしい芝居はNLTしか観たことのなかった私が、初めて観たコメディーではない舞台が、市村さんのエクウスだった。
暗さや重さも含めて新劇なのだという気がしていた。
そもそも高校生なんてさ。
「舞台で全裸になるらしいよ」
って、その程度のことに神経が集中してしまうのよ。
たぶん、よくわかってなかったと思う。

市村さんは今の大人の彼とは違って、細くて、神経が全部身体の外に出てしまっているような、ヒリヒリした感じの役者さんだった。
(イメージです)

望月さんは、市村さんとは全然違うタイプなので、逆にまったく違和感なかったのだが、今日のアランは、ちょっと傾向が市村さん。

夫は
「市村さんと比べたらかわいそうだよ」
と言った。

馬が凄い。
筋肉や首の振り方が馬そのもの。

昔は、あの川原さんがナジェットをやっていたらしい。
えーーーー、観たはずだけど想像できない。

また馬の人たち、蹄鉄をはずして、人間の役をやる1シーンがあるのだけど、蹄鉄なしでも、まだデカい。
とにかくデカい。

味方さんは素晴らしかった。

全部、ぶちまけてしまいたいアランを誘導する様子が、親身で熱くて、真剣勝負で、とても色っぽいダイサート。

初エクウスの夫は、
「すごくおもしろい!」
と感動していた。

作者のピーター・シェーファーは、6月6日に90歳で亡くなったそうです。
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