ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

2011年10月7日(金) 「あとは野となれ山となれ」

2013-07-30 09:50:26 | 演劇
本多劇場へトム・プロジェクトの「あとは野となれ山となれ」を観に行った。

出演は、竹下景子、宇梶剛士、岸田茜の3人。

プロの女優なので、もう名前を出しちゃいますが、この岸田茜ちゃんが、入院中隣のベッドだったクリムゾンちゃんです。

すごく飛び跳ねます。
よく動く柔軟な身体。
得意のクラシックバレエで基本もしっかりしているし、何より美しくてキュートな上に賢い。

キャラもぴったりでした。

竹下景子さんはさすが。
要所要所でピタッと決めます。

宇梶さんもすごくいい味出してる。

三者三様に魅力的だし、やりとりもいいのに、全体の芝居がちょっとピンと来なかった。

なんでだろうと思ったら、たぶん大きな事件が何も起こらないからなんじゃないかな。

茜ちゃん扮するりんちゃんが、実はいい所のお嬢様だったとか。

竹下さん扮する万里子さんが、ダメ息子にこっそり電話してたり、夫は何千万も稼ぐプロゴルファーなのに愛人と暮らしているから、主婦にも定年を、と飛び出して芝居の一座にころがりこんだとか。

座長は日本酒を飲むと酒乱になって、座員を全員追い出したとか。

膨らみそうなエピソードはあるのに、
エピソードが出て来て流れて行ってしまう。

エコの精神で徹底的に使ってもらえれば、もっとおもしろくなると思う。

正直な感想。

でも岸田茜嬢は本当にいい女優さんです。
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