北川先生の「エリザベート」オーディション2日目。
私がここに入ってから、
この教室で、chihaさんがいないのは初めてだ・・・。
里帰り中にも、通って来ていたchihaさん。
いなくなってしまった。
寂しい。
オーディションは、どんどん進むが、
なかなか私のエントリー曲が出て来ない。
妙な緊張のしかたをする。
花粉がひどかったので、朝、薬を飲んで出たが、
そのせいでノドは乾くし、水の飲みすぎでトイレは近いし、
待っても、待っても、順番は回ってこないし、
まるで歯医者の待合室にいるようだった!
ルキーニ降りて来い、と念じながら、
はすっぱに歩いたり、
あくどい目つきで笑ったり、
入ろうと瞑想していたのだが、
皆さんの歌を聴いて、おもしろかったり、感動したり、
その都度、素に戻ってしまっていた。
最後の最後、あと3分で終わり、という頃になって、
やっと私の希望曲、ルキーニの「キッチュ」です。
これが・・・高島兄のキーより高い。
そのままで歌うとキンキン声になる。
オクターブ下げると、すごくつらい。
宝塚キーで歌いたいな。
最初の、語りに似た部分では全然ピアノが聴こえなくなり、
(元々よく覚えてないし)
メチャクチャになって、ピアニストさんに迷惑をかけた。
先生は、これを女性が歌う時には、
キーを少しいじるから、とおっしゃってくれた。
KUMIさんは何を歌っても、冷静でうまいのだが、
客観的に、離れた所から歌っている自分を見ているらしい。
「あまり離れ過ぎてもよくないから、時々近づいたり」
などとおっしゃっていた。
興味深いことをおっしゃるなぁ。
某トートがお好きな月夜見さんは、
主にトートの歌を希望。
好きな人と一体化したいタイプ。
皆さんと、いい男の話をしていると、とてもおもしろい。
私は、好きな人にからみたいタイプなので、
「CATS」の時はジェリーロラムにしたし、
(もちろんガスは光枝さんに設定してあります)
先日の講座の時も、
Pに思いを寄せられるSを選びました。
Sの時は完全に、Sちゃん降りてきたけど、
今日のルキーニは、男声キーに翻弄されて、
動揺したまま終わってしまった。
さて、これからどうなるか。
25年前の夫は、それが心配だったと表向きは言っていたが、
もう私、霊媒体質になろうが、なんだろうが、どうでもいい。
入り込んで、現実が希薄になる空間が心地よくてたまらない。
どうしても、やっぱり、芝居がしていたい。
たとえ憑かれても、自分に戻る自信あるも~ん!