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ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

6月26日(木) 後半・「かもめ」&超情緒不安定

2008-06-26 23:20:55 | 演劇

北川クラスの後、
月夜見さん、のんちゃん、Inさんと赤坂ACTシアターへ。
劇場で、KUMIさんと合流。

「かもめ」を観る。

マチネのチェーホフ対策として、カフェイン剤を飲んでおく。

藤原竜也のトレープレフ、いい!

すごくぴったりだ。
客席通路でヒスを起こす場面があり、
間近で泣き喚く藤原竜也を見た。
満足。

中嶋しゅうさんのドルンもいい!
しゅうさんは、2004年4月にもドルンを演っている。
その時は、しゅうさんのドルンと、
佐藤オリエのアルカージナと、
安原義人さんのソーリンしか印象に残らなかった。

もう一度言うけど、
藤原竜也のトレープレフ、いい!

鹿賀丈史のトリゴーリンも、すごくいい。
豪華キャストだなぁ。

舞台が暗くなると、少し気が遠くなることがあったが、
カフェインのおかげで、寝てしまうことはなかった。

楽屋にしゅうさんを訪ねる。
鷲尾さん、もう「大奥」の旅からお帰りになっているそうだ。
手術の予定を話したら、
「『キーン』観てもらいたかったなぁ」とおっしゃった。
私も観たかった。
市村さんや、飯野めぐみさんとの共演。

ちょっとだけハムハムさんとお茶。

夫と一緒にうどんを食べに行ったが、
なんだか、すごく落ち込んで来て、
食欲もなくなってきた。

ポロポロ涙が出て、止まらなくなってきた。
うどん屋で泣く。
(変な人だよ)

バイト帰りの息子をバス停で迎えたら、
泣いている私を見た息子は、
夫に向かって「喧嘩したの?」と言った。

そうか、ハタから見たら、痴話喧嘩に見えるか。

平常心で乗り切った母のことを思うと、
自分がなさけなくて、ますます泣けてくる。

あと3ヶ月も先なのに・・・。

このまま食欲がないままだったら、
痩せられていいかな、とちらっと思う。

「エリザベート」のDVDができあがったので、
ちょっと見てみた。
インフルエンザで5Kg痩せていて、本当によかった。
それでも充分、顔が丸い。
北川先生、本気出すとうまいな~~~。

自分で望んだ手術の日程が決まっただけで、
こんなに泣いてちゃ、どうすんだよって思う。

鬱に逆戻りしたくないな~。

飯野おさみさんがオズだ。
やった~!!!!

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4月19日(土) 「ケイブマン」

2008-04-19 23:18:13 | 演劇

息子、バイト。
娘、ラウルとお出かけ。
夫、休日出勤。

夕方、夫と下北沢で待ち合わせて、
「DFENDING THE CAVEMAN」を観に行く。

新宿で小田急線に乗り込んだら、
その車両に、M叔母が乗っていて驚いた。
さらに下北沢でM叔母と一緒に降りたら、
M叔母のもとへ、R伯母からの電話。
偶然~。

そして、「DEFENDING THE CAVEMAN」
ウララさん、マミさん、ヨダさん、イチがいた。

カタヨセさんが客席にいらしていたので、
すかさず娘にメールしたが、反応なし。
やっとに見せてやることができた。
案の定、は座席を揺らせて笑っている。

渡猛さんは本当に才能あるね~!」

「10年後の渡猛が凄く楽しみだ♪」

「日本中が渡猛を知って、求めるようになるだろう」

と嬉しそうに語った。
これだけ喜んでもらえれば誘った甲斐があった。
見せてやれてよかったな~。

夫と一緒に見ると、一段とおもしろかった!

小田急線と井の頭線が交差する下北沢は、
25年前、小田急沿線に住んでいた夫と、
井の頭沿線に住んでいた私のデートスポットなのだ。

その頃、渡さんはまだ4歳・・・。
可愛かったんだろうな~。

深夜まで喧嘩して、タクシーが拾えなくて焦ったこととか、
(門限は10時だったのに)
よく待ち合わせてお茶を飲んだ店とか、
思い出しつつ、ジェラートとラーメンを食べて帰宅。

時間がたてば、たいていのことは解決するのだな。
息子のことも、そうでありますように。

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4月3日(木) 「(紙の上の)ユグドラシル)

2008-04-03 23:09:50 | 演劇

公休日。

朝風呂に入って、それから二度寝。
すごく部屋数の多い、それで家賃6万円という家に、
家族4人で引っ越した夢を見た。
窓から神田川が見える家だった。
安くて、広くて、嬉しかったな~。

夜、青山円形劇場へ、
「(紙の上の)ユグドラシル」を観に行った。

トゥーリオ先輩の芝居が観てみたかったのだ。

FFのような、
「グローバルガーデン」のような芝居だった。

トゥーリオ先輩は、きれいなお顔をしていた。
メイクによっては石丸さんに似ると思ったのも、
あながち間違いではなかった。

円形の舞台に、他の俳優さんが腰かけている場面で、
トゥーリオ先輩だけは空気イスに座っていた。
つまり、舞台に腰をおろさずに、足だけで身体を支えて・・・
ポリシー?
そこから、ゆっくりと勢いつけずに立ち上がる筋力が素晴らしい。

ものすごくいい声の人がいる!!!
・・・と思ったら、
キャラメルボックスの大内厚雄さんだった。
素敵だ~。

壮大なファンタジーで、
円形の舞台を、とても有効に使っていた。

今日、気づいた。
私、青山円形劇場って来たの初めてだった!
来たことあると思っていたんだけど・・・。

隣にすわった若い女性が、
ず~っと貧乏ゆすりをしていて、
座席まで軽く揺れて、ものすごく気になった。
その若さで、何、そのおじさんくさい癖は。

かずみ団長なら注意してくださるだろうか。

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11月4日(日) 「Oh! 電気ボーイ」

2007-11-04 22:46:54 | 演劇

、休日出勤。
、またラウルとお出かけ。
(毎日毎日まったくもう!)

私は、朝寝して、ゆっくりお風呂に入って、股関節を温めて、
髪をかわかして、うたた寝して、
それから夕方、娘の学校の近くの駅でみんなと待ち合わせ。

仕事帰りのと、と、ラウルと、
演劇部の男の子(バスの運転手役をやっていた)H君

ジェイの渡猛さんが出演している舞台、
「Oh!電気ボーイ」を観に行ったのだ。
ヨダさんが演出助手。

娘たちは、演劇部宛てに届いていた招待券で入場。
高校の演劇部って、こんないいことあるのね。
私の時代にはなかったわぁ。

ものすごくパワフルな舞台だった。
ちびノリダーのような青年が、達者でおもしろい。
渡さんは、何もしゃべらなくても、そこにいるだけで笑える。
登場しただけで、空気を変える。
まだ若いのに、すごく多くの引き出しを持っている方だ。
夕焼けの中の自転車のシーンが笑えたなぁ。
あと子猫に目尻がさがるあたり。
も、ラウルも、大笑いしていた。

ちぇっ、ラウルけっこういい奴なんだよな。
H君が横断歩道にはみだしそうに立っていたら、
歩道の方へ背中を押してやったりしてさ。
もちろん大バカ息子にくらべたら、そうとう上等な男の子だよ。
に、
「姿勢が悪い!」と言われて、
一所懸命、背中をのばしたりして、
ああ、悪い子じゃないのはわかるんだけどね。
おもしろくないんだよ。
色気がないし、おもしろみがない。

神谷淳さん水澤真子さんがいらしていた。
お2人とも素敵だ。
水澤さんの横顔が、とてもきれいだった。
(夫の隣にすわっていらしたのよ)
はっちは、この方と二人羽織したのよね。
いいなーーー。
私、変態かなー。

あーーー、おもしろかった!

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10月24日(水) 「ケイブマン」

2007-10-25 00:01:35 | 演劇
渡猛さんの一人芝居「DEFENDING THE CAVEMAN」を観に、
六本木のザ・バロンに行って来た。
カズ兄夫妻が、おもしろいからぜひ行けとすすめてくれたのだ。
今日が千秋楽だということもあり、思い切って予約した。

光枝さんのライブ5ステージに通った、
あの通りよりももうちょっと先にバロンはある。

本当はと行きたかった。
でもどうしても無理というのそっけなさに、
誘った私が落ち込み、
金曜日の右腕妊娠のタネになっただけだった。

も誘ってみた。
試験中だと断られた。
勉強なんかしてないくせに。
でも、17歳を誘わなくてよかったかもとチラッと思った。
たとえ見せても、はな~~んも動じないと思うけど。

ネーチャンは、お母様と「ウェストサイド物語」に。

結局、一人で観劇。
受付にヨダ様がいたので、それだけでかなり嬉しい。
客席には、カタヨセさん、ユースケさん、京さん、ドリーちゃん、
それからマイケル氏がいらした。
(私が気づいた範囲では)
あっ、大事な人を忘れていた。
もちろん、マミさんもいらしたよ!

一人芝居なのか、トークショーなのか、
観ているうちにわからなくなってきた。
台本があるはずなのに、
渡さん個人の語りのように見える。
(そういう演出なんだろうけど)

共感したり、反論したかったり、呆れたり、
いやはや、おもしろかった、笑った。
あー、ネーチャンにも見せてあげたかった。
(ネーチャンはネーチャンで、トニーの『マリ~ア♪』で笑っていたらしい)

これだけ男が何を考えているのか、
はっきり論理的に説明してくれれば、
私の右腕も、妊娠しなくてすんだのかもしれない。
いや、やっぱりしたかな。
何があっても、気に入らないもんは気に入らないんだもんな。

一点集中型の「狩る人」である男性と、
あちこちに気を配る「収穫する人」である女性が、
ある特定の状況下においてのみ立場が逆転するという説は、
おもしろかったし、ものすごく感心した。
でも反論もしたい。
そんなに何度も収穫できないよ!
多くてせいぜい2回でしょう。

渡さんは、
「ライオンキングを抜くロングランを目指す」と言っていたけど、
「ライオンキング」を抜くほど続いたとしたら、
「好きな女性が隣に寝ていて、さわられたら安眠できない」
という悩みからは解放されるでしょう。

カップルで来ている人が多くてうらやましかったな~。
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9月30日(日) 舞台版「大奥」&鷲尾真知子さん

2007-09-30 22:56:33 | 演劇

夫が病で瀕死で痩せこけている夢を見て、
すごく怖い気持ちで目が覚めた。
いつどうなるかわからない状況の夫の、
がりがりになった腕を撫でさすりながら、
あちこちの友人に電話をして、助けを求めていた。
助けというより、気持ちの安寧を求めて。
夫がいなくなったら、私の味方は一人もいなくなる。
絶対に私より長生きしてほしい。

起きてきた夫にそう言ったら、
「もっと味方作れよ」と言われた。

さて、大奥フリークの本屋のネーチャンと一緒に、
舞台版の「大奥」を観に行って来た!
いとしの鷲尾真知子さんが、
とても観やすいいい席を用意してくださいました。
ネーチャンとは少し席が離れていたけれど。
そして、ちょっとしたトラブルがあって、
ネーチャンは、途中で席を移ったけれど。

明治座です。
いろいろとカルチャーショックがありました。
半世紀近く生きてきて、その間けっこう観劇もしていて、
しかし、商業演劇というものは、
過去に1~2回しか観たことがない。

開演が4時でしょ。
三幕あって、休憩がそれぞれ30分間
客席でお弁当食べたりしてるの。
しかもお弁当は予約制だったりするの。

大昔、祖父母と一緒に新派を観に行った時、
幕間で食堂に行ったことを思い出した。

そして劇場ロビーは、まるでうまい物展でもやっているかのよう。
お菓子はともかく、なぜ洋服を売っているのか。
しかもすべて、オバサン仕様の。
誰が買うのだ、劇場で洋服を。
(ああ、そういえば私も海劇場でTシャツ買ったっけ・・・)

ドラマの「大奥」を、どう舞台化するのかと思っていたが、
案外、うまくおさまっていた。
鷲尾さん(はじめスリーアミーゴス)が出て来ると、
俄然、客席が沸く。

浅野ゆうこは、とても高そうな着物を着て、
もんのすごっく気持ち良さそうに、要所要所をキメていた。
歌舞伎みたいに。

家茂役の青年が、ヘタでつまらなかった。

やっぱり、鷲尾さんが一番よかったわ!!!
・・・と思うのは、単なる贔屓目なのだろうか。
本当に一番よかったんだけど。

そして、本当のところ今日、一番感心したのは、
明治座の観客のカーテンコールの手拍子だ。

明治座でしょ。
観客の平均年齢が高めなの。
いつも見慣れている劇場よりも。

それなのに!

明治座の客の方が、四季劇場の客よりリズム感がいい!

四季劇場に来る客は、ミュージカルファンが多いでしょ。
それなのに、これはいったいどういうわけ?

四季劇場だと、どんなに少人数で抵抗しようとしても、
スウィングだろうが、「ONE」だろうが、
みんな、演歌風頭打ち手拍子に押されてしまう。
けっこう客席、若いのになぜ!?

明治座の客は、ワルツに、ちゃんと三拍子の手拍子を打っていた。
これに、ものすごく感動。
オバサマたち、やるじゃん!という感じです。

終演後、鷲尾さんの楽屋をお訪ねした。
「天切り松闇語り」以来なので、1年3ヶ月ぶり。

昨日が初日で、この先まだ1ヶ月近くあって、
しかも、「16公演あって1日休み」というような、
ものすごいハードスケジュールなのに、
すでに鷲尾さんは、お痩せになっていた。
なんで、毎日のように2回公演あるの?
しかもマチネとソワレの間が1時間しかないんだって。
キツイわ~。
どうか倒れないでください。

私は、鷲尾さんの前に出るとすごくいい子ぶってしまう。
23年もファンをやっているのに、
いまだに握手もしたことないし、サインももらったことがない。
鷲尾さんの前の私は、一番いい子だ。
それでも、こんなに親しくなれたのは、
やはり同性だからなのかしら。
ああ、鷲尾さんをハグしたい。

なんだかんだ、けっこうおもしろかったです。

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7月5日(木) 「氷屋来たる」

2007-07-06 00:08:44 | 演劇

ネーチャンの村でカブが高騰したので売りに行き、
(『どうぶつの森』の話です)
整形外科で痛み止めと、診断書をもらい、
(診断書に5千円は痛い出費だった)
夜は観劇。

「氷屋来たる」を観て来ました。
みっちり、みっちり詰まった、とても重い芝居らしい芝居。
マイミクの、永遠のハーミア月夜見さんが感想を書いていたけど、
観る前だったので、斜め読みしていました。
ハーミアなんて、思いっきりネタバレ書いてるし。
興味のある方は、そちらも合わせてご覧ください。
とても詳しく書いてあります。

改めて彼女たちの観劇記を読んで、
ハーミアの隣の席の人が、
休憩後、戻ってこなかったというのにびっくり。
きっとお金を出して買ったチケットじゃないんだね。
もったいない。
2幕から俄然おもしろかったのに。

最初はなんとも、殺風景だったけど、
女優さんが出て来て、少しホッとした。
どんなに華のある役者さんでも、
男だらけだと、ちょっとむさくるしい。
女性の存在って偉大だなぁと思う私は、おっさんのようです。

(ほとんど)全員が、正統派の芝居をする役者さんで、
息の抜けない舞台だ。
う~~~ん、うまいなぁと思うことがしばしば。

あっちの爺さんも、こっちの爺さんも見ていたくて、
どこを見ればいいのか、わからなくなる。
密度の濃い観方をしていたので、背中が痛くなった。

ハリー役の中嶋しゅうさんを訪ねて楽屋へ行くと、
ポポちゃんのハニーが、ちょうどお帰りになる所だった。
後を追うように、スッピンの篠原涼子
これは、ファンが見たら楽しくない光景かもしれない。

るこに以前、
「奥さんが楽屋にいたら、
 『奥さんだからってずるい!』と思う?
 『奥さんだもん、しょうがないじゃん』と思う?」
・・・と聞かれて、
「奥さんだもん、しょうがないじゃん」
と答えたら、
「よかった、まともだ!」
と言われたことがある。

しかし、それは50年近く連れ添った奥さんを想定しての返事だった。
自分のファン歴より浅い女性が相手だったら、
私は、しょうがないじゃんとは言えないかもしれないと思った。

私は、しゅうさんの奥さんに遭遇したかったのだが、
そちらは、いらしていなかった。
残念!

しゅうさんは、母の歌集を絶賛してくれた。

「真知子が何も言わずに、
 部屋の中にぽつんと本を置いてあって、
 読んでみたら、凄いから『どうしたの、これ』って聞いたら、
 『KEN(♀)ちゃんのママの歌集』って言うんで驚いた。
 言葉がひとつひとつ、ビリビリ響いて来て凄かった!」
と本気で言ってくれている。

鷲尾さんも、しゅうさんも、やはりものすごく言葉に敏感で、
鋭いアンテナをお持ちなのだ。
本質を読んでくれている。
とてもありがたい。

あれを見て、
単に「九死に一生を得たがん患者の闘病を歌った歌集」
という印象のみを与えるメディアがあるのは、
出版した以上しかたのないことだが、残念である。

閑話休題。

元気をもらって帰ってくるミュージカルとは少し違うが、
3時間半ほどの時間の中で、
何度も、夜明けや、朝や、昼間や、夜更けを、
舞台の上の爺さんたちと一緒に迎えた気がする。

カーテンコールの市村さんが、
両手を広げて共演者を招くしぐさが、
唯一、ミュージカルっぽかった。

難しいかもしれないけど、
娘にもこういうものは見せてやるべきだったかもな。

コメント (5)
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