週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

805.春は別れの季節

2024年03月10日 | フリートーク

-Free Talk #441-


  皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 先週も、相変わらず季節逆戻りで、真冬のような冷え込みが厳しい毎日が続きましたね。
 特に、週の後半は南岸低気圧(注:紀伊半島から房総半島にかけての太平洋沿岸に発生する低気圧の事。 寒気の強さにもよるが、普段は雪が降らない東海から関東にかけての範囲に記録的な大雪をもたらす事がある)が発生した関係で、日本海側や内陸の山間部だけでなく、関東でも積雪するほどの雪が降り、公共交通機関が一時運転見合わせになるなどの影響が出たらしい。
 筆者の在住地域では、昼間にちょっと強めの風がふき、夜中に一時雨が降った程度だったが、皆さんのお住まいの地域はどうだったでしょうか?
 この週末も、強風やら放射冷却やらの影響で、朝晩の冷え込みが厳しくなりそうで、この寒さは週明けまで尾を引く模様。
 しかし、今回の季節逆戻りも、どうやらそこまで。 週半ば以降、寒気が抜ける見込みで、気温も平年並みかそれ以上にまで上がりそう。
 どうやら、ようやく“冬の出口”を抜けそうです!ノ゚∀゚)ノイェイ
 先週は、全国の高校や中学校で卒業式が行われ、寒い中での卒業になった学生さんも少なくないかと思われますが、今週は、つかの間の春休みを満喫出来る1週間になりそうです。
 ……当然、その分花粉の飛散量も増えるので、症状のある方は、外出の際はくれぐれも、ご注意をッ!


 ……そして、春は卒業シーズンであり別れの季節。
 今週は、今月アタマに“大いなる別れ”があった事が分かった。
 それも2つもッ!!
 一つ目の訃報は、漫画家の鳥山明氏死去。 享年68歳。
 1970年代に、週刊誌で漫画家デビュー。 80年代に入ると、代表作の一つである『Dr.スランプ』が大ヒット。 アニメ化され人気を得る。 この大ヒットを受け、ゲームクリエーター堀井雄二の依頼で『ドラゴンクエスト』のキャラクターデザインを手がけ、これまた大ヒットに導く。 さらに、『Dr.スランプ』の連載終了後に新連載として始まった『ドラゴンボール』は、しかし連載開始当初は思ったほど人気が出ず、実は早々に連載終了が検討されたが、徐々に人気が出始め、アニメ化をキッカケに爆発的な大ヒットを記録。 今もなお、新作アニメやゲームが制作されるほどの人気を維持しており、海外でも極めて高い人気と評価を得ている。 昨年の世界陸上の男子100mで金メダルを獲得したアメリカのノア・ライルズ選手は、子供の頃からの大ファンで、レース前には“元気玉”ポーズで集中。 レース後のカメラパフォーマンスで“かめはめ波”ポーズがトレードマークになっているほど。
 近年は、昨年『サンドランド』が映画化された程度で、ヒット作に恵まれていなかったが、上記の代表作が突出した人気と知名度を誇り、日本を代表する漫画家であり、イラストレーターであったが、今月初旬、急性硬膜化出血のため亡くなった。
 報道直後から、日本国内の親交のあったマンガ、アニメ、ゲームの各業界から多くの追悼コメントが寄せられ、海外メディアも速報でニュースを流すほど。
 ちなみに、大ヒット作を手がけている人物だけに、真偽不明の様々な“ウワサ”が都市伝説のように語り継がれている。
 例えば、愛知県清須市出身の鳥山氏は、作中(注『Dr.スランプ』の1エピソード)でいつも原稿がギリギリで航空便の発送に間に合わないと嘆くと、ヒットメーカーの有名人で高額納税者なので、愛知県が鳥山氏の県外移住を防ぐため、自宅前にバス停を作った(!)とか、鳥山氏と同時代に、『うる星やつら』や『らんま1/2』などの人気作で活躍していた漫画家の高橋留美子と鳥山氏を結婚させよう大作戦(!?)が、編集者や周辺の人々によって画策された事があった(注:ただし、チャキチャキの江戸っ子気質の高橋と、のんびり屋の鳥山氏ではウマが合わず、引き合わせても恋愛に発展しなかったため、この大作戦は失敗したらしい)とか。
 ホント、真偽のほどは不明ですけどね。(^ ^;)
 信じるか信じないかは、アナタ次第!


 この直後、もう一つの訃報が報じられた。
 声優のTARAKO氏死去。 享年63歳。
 声優を目指して下積みを続けていた頃、しかしその唯一無二の、しかし独特過ぎる声のために、オーディションを受けてもいつも落選。 主役級はもちろん、脇役級の役すらもらえない日々が続いていたが、ある新作アニメのオーディションを受けたトコロ、そのアニメの原作者がその声を気に入り見事合格! しかも、主役での採用という本人もオドロキの結果となった。 それが、今も続く人気アニメ『ちびまる子ちゃん』だった。
 アニメのOAが開始されると、TARAKO氏演じる主人公をマネする小中学生が続出。 社会現象になるほどの大ヒットとなった。
 以降、シリーズは制作され続け、『サザエさん』や『ドラえもん』に並ぶ国民的アニメの一角を担うほどの存在に。 その間、TARAKO氏は休む事無く、実に30年以上の長きに渡って主人公の声を演じ続けた。
 今年に入った頃から、体調不良に悩まされるようになり、治療しながらも声優の仕事を続けたが、先月末頃になって悪化。 今月初旬、回復叶わず帰らぬ人となった。
 鳥山氏が亡くなった、わずか3日後というタイミングであった。
 個人的には、アニメはもちろんだが、バラエティ番組のナレーションなんかも印象に残っている。 あの声がもう聞けなくなるのかと思うと、とても残念でならない。


 マンガ、アニメ、ゲーム。 現在の日本のヲタクカルチャーの中核を担う各業界で中心的存在だった二人が立て続けに、しかもまだ60台という早過ぎる死に、筆者は落胆を禁じ得ない。
 しかし、人生は有限だが、作品は永遠である。
 これからも、お二人の功績に敬意を表し、その作品を楽しませて頂こうと思う。
 ファンとして、お二人に心からの哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見、ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 804.冬戻りて春遠からじ | トップ | 806.春の足音、足踏み »

コメントを投稿

フリートーク」カテゴリの最新記事