人工股関節とともに

身体の中の異物という存在でありながら、末永く仲良くしたい人工股関節。前向きに生きよう。

入院生活の思い出(2)

2006-09-06 | 人工股関節
            写真は、病室から見た正面玄関前の池 

 病室は術後1週間くらいは看護師さんの手厚い看護を受けられる重症病棟。点滴・尿管の調節・足ポンプ圧の調整諸々。
 トイレ(便器で)・身体の清拭・寝返りすべてを看護師さんにゆだねていた。
 
 看護師さんも人間、色々な人がいたな~。
 ベテランさんは確かに手際はいいが、どこか事務的でさっさとやってさっさと引きあげる。新米さんは、あちこちゴツンとぶつかり顔をしかめる私に、「ごめんなさい、ごめんなさい」とやさしく言いながらも、どこか頼りなかったり。

 この頃はベット上での安静が必要であり、一番精神的にきつい時期であった。メモ帳には、「あ~、いやだいやだ・・・」「やらなきゃよかった!」などと勝手なことを書きなぐっていた。
 中学2年の手術・入院ではこれ以上のつらい体験をしたのに、実になさけない始末である。

 車椅子への移乗や移動が出来るようになってからは、同じ階の軽症病棟にお引越し。枕を膝の間に挟んであちこち遊びに行きましたよ。
 携帯電話を持って玄関や、売店・エレベーターで各階探検。
 最上階の景色はよかったな~。あっち方向が我が家か~。
 あ!つくば線の電車が見えた。などなど・・・。

 術足の左はお許しが出るまでついてはダメ。足を浮かせて右でスリスリ横移動。
 そんな日が数日過ぎ、私より後に手術した人が、次々退院していく。

 手術中に骨にひびが入るというアクシデントのため、普通より3週間延びたわけだが、その分、時間をかけてリハビリが出来たわけだから、なまはんか不安を抱えながら退院するよりも良かったかもしれない。
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5 コメント

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Unknown (くがつ)
2006-09-06 12:58:18


病室から見た正面玄関前の池の写真、、、    何階から撮った写真かなー 六階あたりから撮ったのかなー 私も五、六、十階にお世話になって住んでいたことがあります。

今度また、九月の半ばには心臓カテーテル治療で筑波付属に入院です

しかし股関節の手術は大がかりですね、

ホームページ見させていだたきました。

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面会は食事室 (pua)
2006-09-06 19:41:54
 懐かしい写真ですね。

病棟の食事室から眺めたのかな。



 リハビリ中は慎重に歩いていたのに

今はスタスタ元気に・本当に良かったですね。

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写真 (remon)
2006-09-06 20:43:22
 くがつさんはじめまして。

 ご訪問ありがとうございます。

 5階が整形外科病棟でした。でも満室だったとかで、産婦人科とか胃腸科などの患者さんも同室でした。写真は病室の中からです。

 心臓カテーテル治療で入院とか、どうかお大事になさってください。退院されたらまたお訪ねくださいね。



 puaさん、調子にのってスタスタ歩くと痛みが襲って来ますが、退院時に比べるとだいぶ歩行が楽になりました。おかげさまです。
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病院ですか? (かおり)
2006-09-06 20:57:54
あの写真は病院ですか?

池があって素敵な庭ですね



remonさん HPをお持ちだったのね

今まで気がつかなくてごめんなさい

早速遊びに行きました

また ちょくちょく 見に行きまーす
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ホームページ (remon)
2006-09-06 22:16:42
かおりさん。ホームページを見てくださったのですね。



 散らかり放題の乱雑な部屋ですが、どうぞご覧下さい。

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