映画といえば、20代の前半頃に名画座を渡り歩いて見たのが一番印象に残っている。
あれから数十年はほとんど映画館に行くこともなくなり、もっぱらテレビの衛星映画劇場を楽しんだくらい。
現在はあまり古い映画を放映されることもなくなったようだ。淀川長治さんが亡くなってからかしら?いい解説者がいないと、映画もやらないのかな?そういえばテレビでの映画放映はほとんどなくなってしまった。
私の映画ベスト5
1.「道」 フェデリコ・フェリーニ監督
出演:アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ
心に残る名場面がたくさん。ニーノ・ロータの音楽が涙をさそう。
旅回り一座の「キ印」と呼ばれている青年の台詞「たとえここに転がっている石ころでも、それなりの意味があり、存在の価値があるんだよ」に力づけられるジェルソミーナ。
別れの場面で、唇をかみしめ手をグーにしてキュッキュッとふるしぐさ、かわいかった。
あ~~、もう一度劇場で見たい。
2.太陽がいっぱい ルネ・クレマン監督
出演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ
アロン・ドロンが美形ながらもこわい役どころ。金持ちの友人に成りすましてしまうところなど、したたかだ。
最後のどんでん返しが印象的。
映像がすべてを語る名場面。
これまたニーノ・ロータの旋律が美しい。
3.ゴッド・ファーザー フランシス・コッポラ監督
出演:マーロン・ブランド 、アル・パチーノ他 豪華キャスト。
マフィアの抗争が表舞台だが、移民一家の物語としてアメリカ社会の歴史的な一面も表現されて、深くて大きなテーマである。
こわい場面は目を覆いながらも、自分には強烈な印象となって残る。Part3まで見たが、やはり第1作のインパクトが強い。
マイケル役アル・パチーノの出世作。
これも音楽はニーノ・ロータ。
4.狼たちの午後 シドニー・ルメット監督
アル・パチーノ、ジョン・カザール。ほとんどがこの二人の舞台。
銀行強盗に入り、警察との緊迫した応酬がリアルタイムで繰り広げられる。ジョン・カザールも不思議な魅力があった。ゴッドファーザーでアル・パチーノ役するマイケルの気の弱いお兄さんを演じた。
二人の緊迫した演技がすばらしい。
このような演出もあるんだな。
銀行強盗といえば、「明日に向かって撃て」という映画もあった。
5.ビルマの竪琴
子供心にせつなく、戦争のむごさを心に刻む。
竪琴による「埴生の宿」のメロディーが物悲しい。
オウムが覚えた「オーイ、ミズシマ、イッショニ、ニッポンニカエロウ」という言葉。
「アア、ヤッパリ、ジブンハ、カエルワケニハ、イカナイ」とオウムに覚えさせた。
なんで帰らないのだろう。戦争が終わったというのに・・・と、子供時代の私は解せなかった。
もちろん私が見たのは、主演中井貴一ではなく、安井章二の方。
あれから数十年はほとんど映画館に行くこともなくなり、もっぱらテレビの衛星映画劇場を楽しんだくらい。
現在はあまり古い映画を放映されることもなくなったようだ。淀川長治さんが亡くなってからかしら?いい解説者がいないと、映画もやらないのかな?そういえばテレビでの映画放映はほとんどなくなってしまった。
私の映画ベスト5
1.「道」 フェデリコ・フェリーニ監督
出演:アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ
心に残る名場面がたくさん。ニーノ・ロータの音楽が涙をさそう。
旅回り一座の「キ印」と呼ばれている青年の台詞「たとえここに転がっている石ころでも、それなりの意味があり、存在の価値があるんだよ」に力づけられるジェルソミーナ。
別れの場面で、唇をかみしめ手をグーにしてキュッキュッとふるしぐさ、かわいかった。
あ~~、もう一度劇場で見たい。
2.太陽がいっぱい ルネ・クレマン監督
出演:アラン・ドロン、マリー・ラフォレ
アロン・ドロンが美形ながらもこわい役どころ。金持ちの友人に成りすましてしまうところなど、したたかだ。
最後のどんでん返しが印象的。
映像がすべてを語る名場面。
これまたニーノ・ロータの旋律が美しい。
3.ゴッド・ファーザー フランシス・コッポラ監督
出演:マーロン・ブランド 、アル・パチーノ他 豪華キャスト。
マフィアの抗争が表舞台だが、移民一家の物語としてアメリカ社会の歴史的な一面も表現されて、深くて大きなテーマである。
こわい場面は目を覆いながらも、自分には強烈な印象となって残る。Part3まで見たが、やはり第1作のインパクトが強い。
マイケル役アル・パチーノの出世作。
これも音楽はニーノ・ロータ。
4.狼たちの午後 シドニー・ルメット監督
アル・パチーノ、ジョン・カザール。ほとんどがこの二人の舞台。
銀行強盗に入り、警察との緊迫した応酬がリアルタイムで繰り広げられる。ジョン・カザールも不思議な魅力があった。ゴッドファーザーでアル・パチーノ役するマイケルの気の弱いお兄さんを演じた。
二人の緊迫した演技がすばらしい。
このような演出もあるんだな。
銀行強盗といえば、「明日に向かって撃て」という映画もあった。
5.ビルマの竪琴
子供心にせつなく、戦争のむごさを心に刻む。
竪琴による「埴生の宿」のメロディーが物悲しい。
オウムが覚えた「オーイ、ミズシマ、イッショニ、ニッポンニカエロウ」という言葉。
「アア、ヤッパリ、ジブンハ、カエルワケニハ、イカナイ」とオウムに覚えさせた。
なんで帰らないのだろう。戦争が終わったというのに・・・と、子供時代の私は解せなかった。
もちろん私が見たのは、主演中井貴一ではなく、安井章二の方。
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