この記事は、1回書いたはずなのに、アップできていない?
探したがない( 一一)千葉大院、神里教授、科学技術社会論、科学史専門。
「規制なき民間理由 いいのか」2回目。1回目10月30日アップ。
マイナンバーカードのテクノロジーは2つ。識別、認証。
識別は番号(番号法)を各人に与える。もうかなり実現できた。
認証は写真付きのアナログが普及。番号だけでは本人確認はできない。
そのためマイナンバーには、写真とICチップが組み込まれる。デジタルデータだ。
さらにこのチップには、2つの電子証明が搭載。
写真付き免許などで十分と思うだろう。マイナンバーは落としたら大変、面倒と。
普及が進まないのは当然。識別はもう実現しているのに
なぜ政府は進めるのか。行政の窓口が簡単に、その後、
健康保険証、免許証と一体化。民間での利用も拡大する方向へとなる。
1・8兆円の予算まで積んで。
1回目に書いた。ヨーロッパでは国による。税金の番号だけはあるなど。
日本の認証の仕組みには発行番号が別途使用。個人識別能力があるが、
番号法とは別の法律で、利用規制がかかっていない。
政府は、この発行番号を顧客データと紐づけ、民間業者に委託、推奨する。
これではいくら厳しくしても個人データが蓄積されていく。
ビッグデータの危険性。例えばポイントカードで企業は個人の膨大なデータを蓄積
日々の行動、病気、妊娠などもわかり、マーケティングに役立てている。
個人の特徴を分析することをプロファイリングという。
映画でもよく出る。19年就活生のリクナビ事件は同意なく有償提供した。
危険性をあらわにした事件。EUはプロファイリングの適法を定めているが、
日本の対応は遅れているので、疑問を感じる。政府の狙いはなにか?
新しいテクノロジーで混乱がないよう、後悔のないように対応すべきだろう。
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