成田では千名のキャーキャー。
代表戦しかみていない方がほとんどかな~平日の午前。。これほどとは!
W杯、ネットではスポーツナビを見ている。
そこから、宇都宮氏の記事を。
彼はカメラマンでもあり、私がサッカーを見るようになり彼の本を
二冊は読んでいるので、親しみを感じる。
美大卒なので、視点も違うこともある。
監督後任については、家族とも、日本人なら森保監督あたり?と話した。
長い引用記事だった。
このチームが美談だけで、終わらないように、
というような始まりだった。
~反省点を3つ指摘しておく。
まず(再三にわたり指摘してきたことだが)、ハリルホジッチ前監督の解任が
「コミュニケーション不足」で済まされてしまったこと。
実際のところ、一部の選手からの不満に押される形で監督交代が断行されたことは、田嶋会長やハリルホジッチ前監督も会見の中で触れていることから、事実と見て間違いないだろう。
「主力選手から不満が出れば、監督を替えてもいい」という今回のケースが既成事実化することは、
JFAにとっても決して好ましい事態ではない。
これと関連して次に指摘したいのが、今回の成果がブラジル大会以降の強化方針を否定して得られた、ということである。西野監督による成功事例を曲解することで、
長期的なビジョンによる強化方針が軽視され、フレンドリーマッチの結果次第で監督の首がすげ変わることが常態化するリスクは決してゼロでない。
もしそうなれば、王族が支配する中東諸国の刹那的な強化を、われわれは笑えなくなってしまう。
これら将来的なリスクを回避するためにも、今回の解任劇の「本当の理由」について、誰もが納得できる説明をJFAには求めたい。
最後に指摘したいのが、世代交代についてである。
今大会の23人の平均年齢は28.32歳。歴代W杯メンバーで最も高く、28歳を超えたのは今回が初めてだ。
ベテラン偏重のツケは、当然ながら4年後に払うことになる。
フィールドプレーヤーで最も若い年代94年生まれだが、4年後にはいずれも27歳になっている。
チームの中心となった柴崎も、次のカタール大会では30歳。
いささか厳しい言い方をするなら、今大会の快挙は「未来を犠牲にして得られた快挙」と言えるのかもしれない。
日本代表の新監督には、前米国代表監督で元ドイツ代表のユルゲン・クリンスマンの名前などが挙がっているという。
また、西野体制でのコーチングスタッフだった、森保一五輪代表監督を兼任させる案もあるようだ。
いずれにせよ、今大会およびこの4年間をきちんと総括せずに、次の4年に向けての健全なスタートなどあり得ない。
何度も繰り返してきた過去の過ちを、今度こそ改める好機であることを、
JFAとしてしっかり認識してほしいところである。