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blueberryの釣行記

美しい渓魚を求めて..テンカラのブログです

岐阜の川2014 - 2

2014-06-17 | 釣行記
先週に引き続き、また岐阜まで行ってしまいました。同行者はいつもお世話になっているTさんです。

まずはGSで券を買って、本流と支流の情報を集めます。
スタンドのお兄さんには、本流はまだ雪代が残っていて渋いといわれたので、支流へ入る事に...

この支流は上流域は遡行不能という事でしたので、とりあえずダムより下流に入ってみました。



大場所と瀬をくりかえす、素晴らしい渓相でした。
しかしこの日、魚は瀬には出ていないようでした。大きな渕の深いところでじっとしている魚がいるのですが、誘ってみても全く反応せず、手が出ません。



お天気はピーカンだし、風もなく肌がじりじりと焼けます。
あまりの暑さに、こりゃダメだと、一時車に避難します。この時点でこの川には見切りをつけました。

その後Tさんに、せっかくだから本命の川を見てみたいと無理をいい、本流に沿って上流に上がります。



この川は支流だというのに、流域が長くて川幅も広く、スケールの大きな川です。

川に降りて見ると、やっぱりまだ雪代が出ているようで、流れが強く太いです。ちょっと怖いくらい..



しかも今度は風がものすごくて、少しでも気を抜くと糸が吹き上がり、毛バリが水面をすべってしまいます。
とても釣りどころではありませんが、せっかくですので少し竿を出してみます。

だんだん釣りあがっていくと、変わった形の堰堤の流れ出しで、放流したばかりのちびっ子が、ぴんぴんと突っついてきました。針にはかかりませんが面白いので遊んでしまいました。
こんな魚と遊ぶためにこんな遠くまで来たんじゃないのになぁと思いながら、少し行くと、だんだん反応するようになってきました。

そしてやっとの事でこんなサイズが3匹釣れました。



ヤマメ域での釣りは初めてで、朱点のない魚をはじめて見ました^^
Tさんにもすこしづつ反応が出てきたようです。

そしてさらに行くと、魚がサイズアップしてきて22cm位のが連続で3匹出ました。
水温が上がってきたのかもしれません。



かなり反応がよくなってきたのですが、13時を過ぎていたので、ここで一旦車に戻りお昼にしました。



山々はきれいに見えるし、川の水もきれいで最高です。
でも、帰りの事を考えるとあまりゆっくりとしていられないので、早々に撤収し、先ほどの所の上流に入りました。



風は相変わらず吹き荒れていますが、その後また22cmクラスが釣れました。

そしてあともうワンランクサイズアップ...と思ったとき、ついにでかいヤツが顔を出しました。物凄い流れの中から出て、合わせもバッチリのはずが、おしくも掛かりませんでした。
さらにその後25cmくらいのサイズを2匹バラシたところで、痛恨の時間切れとなってしまいました。

まだまだ日は高く、調子も出てきてこれからというときで、後ろ髪を引かれる思いで川を後にしました。

いいサイズこそ掛けれませんでしたが、初めて来た川で悪コンディションの中、この釣果でしたので、水量が安定し、風がなければ素晴らしい結果が出せると思います。
さらにイブニングいっぱいまでできれば...
すごく期待の持てる川でした。

でも先日の川といい、岐阜ではこれがアベレージなんでしょうかねぇ? すごすぎです^^;

岐阜の川2014 - 1

2014-06-11 | 釣行記
TIAREさん と岐阜の川へ行ってきました。

朝2時半に家を出発して、TIAREさんを迎えに行って、4時間で着きました。
岐阜の川というと、静岡県人からするととてもポテンシャルの高い川だというイメージがあるので、2人とも期待充分です。

最初は、様子見で適当に入渓しました。



この川特有の、なだらかで広い渓相です。渓流というよりは清流という感じでしょうか。
まったく下調べをせずに入ったので、アマゴかイワナかどちらが濃いのかすら分かりません。

すると、すぐにTIAREさんがイワナを立て続けに2本釣りました。
そこで、毛バリと流し方を岩魚モードに変更すると、なぜかアマゴが...



とりあえずボウズは免れてほっとします。岐阜まで来て坊主は悲しいですもんね。



イワナは少し小さめの20cmがアベレージのようです。ただし、みんなメタボでずっしりと重いので釣った時の満足感が大きいです。
しかしいつものように岩魚の合わせには苦労します。遅く遅くと思っても、身体が反応してしまいます。
TIAREさんはポンポンと小気味よくイワナを釣っているようです。

その後、この堰堤の下を攻めようとしたら、下から餌釣り師が上ってきました。



唯一の大場所で、期待をしていただけに残念です。橋の上から覗くと、いいサイズの魚がたくさん泳いでいました。

仕方が無いので、その上流から入渓します。



雨がポツポツと降ってきましたが、レインウェアを着たとたん、すぐに止みました。がっくり。





ここもアマゴが釣れたり、イワナが釣れたり。下流より少しサイズダウンですが、たくさん出ました。


この川のイワナは流芯よりも瀬脇に多く、ちょっとした流れには必ず着いています。しかし流れの筋を外すと絶対に出てきません。
またウェットよりドライのほうが反応よく、誘うとまったく釣れません。
そのため、ドライフライ+ナチュラルドリフトというテンカラではあまり使わない釣り方で攻めました。

流芯は、攻められすぎているのかも知れませんね。


その後、下流に下り、昼休み。
ダムのバックウォーターから攻めようと思ったら、フライの兄ちゃんが居たので、仕方なく上流へ移動しました。ここは、川幅も広く、一番期待していた区間なので、本当に残念でした。



入渓場所は少し川幅が広かったので、毛バリを変えて、誘ってみると計算通りアマゴが出ました。



流芯から出ると、気持ちのよいものです。やっぱりアマゴはいいですね^^

その後は川も狭くなり、またイワナ狙いに変更し、何匹か釣った所で終了しました。



TIAREさんも、最後に良いイワナを釣るなど、かなり満足な釣りが出来たようでご機嫌でした。

結局終わってみると、20匹ほどの釣果でした。(バラシも倍くらい...)

地元の川でこんなに釣れたことは無いので、やはり恐るべき岐阜のポテンシャルです。
またぜひとも来たいと思います。



遠山2014 - 4

2014-05-27 | 釣行記
懲りもせずまたやってきました。
午後から用事があるので、眠い目をこすりながら朝3時に家を出ました。

時間がない事もあって、しょっぱなから本命のポイントです。



今回は、今まで経験した事がないくらいの渇水です。
いまだかつて、遠くてとても手が出せなかったポイントにも楽々毛バリを入れることができます。

いつもは風に悩まされているのですが、今回は無風でした。
風がないのは、今年初めてではないでしょうか。
とても気分よく毛バリを振る事ができます。



渕の反転流を流すと、気持ちよくジャンプして出たのはこのアマゴ。久々の25cm超えです。

よく考えて見ると、今年はこのサイズを4本くらい掛けているのですが、ようやく手元に寄せる事ができました。
バーブレスなので、外れやすいのはわかっているのですが、今年は異常なまでにバラシが多かったので喜びも大きいです。



その後は20cm位がポツリポツリと。
結構小さなポイントでも反応がありました。



2時間半だけでしたが、久々に楽しい思いができました^^

遠山2014 - 3

2014-05-22 | 釣行記
この日も風が強く、釣りになるかと思いながらでしたが、現場に行ってみないことには分からないので、出かけてみました。



案の定、風が強くて寒いです。防寒ジャケットが必要です。
水量は少し多めで、水温も冷たく感じます。
流れが強く、渡渉はギリギリ危ないくらいでした。無理はしないほうがいいですね^^;

林道を少し歩いて入渓し、しばらく釣りあがりますが、全く反応がありません。
とにかく風が強くて、なんとかポイントに入っても、毛バリを自然に流す事はほとんど不可能です。キャストしてすぐにピックアップの点の釣りを強いられます。

こうなるとテンションも下がってしまいます。川原で昼食をとった後、早々に切り上げて帰ってきました。

5月は毎年、特に風が強いですね。まともに釣りができるのは、風が弱い朝一番だけです。ただ眠気との戦いになります。



帰り道に三遠南信道の工事現場を撮りました。
最近、かなり急ピッチで工事が進んでいます。

この勢いでしたら、青崩トンネルもじきに開通してしまうのではないでしょうか?
もしそうなったら、遠山まで1時間半くらいで行けそうです^^

遠山2014 - 2

2014-04-29 | 釣行記
今回はGW3日目だったので、人がうじゃうじゃいるのを想定してたのですが、意外や意外、一台の車も見当たりません。この広い中流域、ひとりじめです。
しかし、連休2日後で、荒れているには変わりないのでしょうけど...


水量は前回よりも下がっていました。これなら渡渉しながらずっと行けそうです。
そこで、今回はこの場所から入渓しました。



入渓すぐによいポイントが連続するのですが、出ません。
曇っていたので、水温が少し低め?


しばらく遡行していくと見落としてしまいそうなポイントで良形が毛バリ目掛けて出ました。
毛バリに触っていないようでしたので、まだ出そうです。
3回目を流した時に、やはり掛かりました。
なかなか引きが強く楽しめます。

しかしふと、前回のバラシの事を思い出してしまいました。悪い予感は的中しますね。
案の定、手前まで寄せてきて逃げられました。最近こんなのばっかり。

でも最近、大場所ばかりにこだわりすぎていたようで、ポイントの見極めを丁寧にするよい教訓になりました。
あとは反応が1回あっただけ。結構長い距離を歩いたので疲れました。


車に戻る途中、林道を歩いていると、前から何か来ます。



狸かと思ったのですが、アナグマです。
落ち葉に顔を突っ込んで何か探しているようです。

そうっと見ているとかなり近くまでやってきました。



毛並みがよく、むくむくしていてかわいいです。
目と目があった瞬間、びっくりしてにげていきました。


その後、まだ時間があったので車を止めた目の前に入渓しました。
そこでなんとか18cmくらいのチビッコを釣って終了。



初のランディングはもっと大きい魚が良かったですが...まあ魚を入れれただけでも良しとしましょう。



帰り道のお宅の庭にあった芝桜と花桃です。

遠山2014 - 1

2014-04-16 | 釣行記
今季初の釣りにようやく行けました。
同行者は、イケメン釣り師Tさんです。

最初の計画では、南向きで水温も上がる支流に入る予定だったのですが、道路崩壊で通行止め。
事前に情報チェックしておくべきだったと深く反省しますが、他に選択肢もなく本流に入る事にしました。

この時期、本流のテンカラは少し早いようにも思います。



水量は普通でしたので、6.5mのフロロライン3号+ハリス1.5mで攻めて見ます。この長さでギリギリ対岸のポイントに届きます。
4~5月は毎年、強い風に悩まされるのですが、今回も結構な風が吹いていて毛鉤操作が大変です。

そんな状態でも、うまく対岸の流れに乗せることができ、なんか上達したかも~なんて思っていると、いきなりアマゴが毛鉤を咥えました。25cmくらいの良型です。

久々に心地いい竿の感触に浸りながらも、ゆっくりと寄せて、先日届いた新品のランディングネットで悠々と取り込み...
なんて思っていたら、目の前のところで外れてしまいました。ガーン!

その後、Tさんが、テンカラ初釣果となる第1号。
少しかわいいサイズですが、やりましたね^^



初めて釣った魚はうれしいものです。対岸ばかりでなく、こちら側のポイントも丁寧に探っていった成果だと思います。

その後、上流に上がっていくと途中で流れが強く渡渉できなくなり、林道に上がりましたが、この林道が結構荒れていて、途中でがけ崩れになっていたり危険なので引き返しました。

引き返す途中にもこんなところがあったりして少しスリルがあります。



ここで、竿を落としたのに気がつかず、後ろにいたTさんが拾ってくれました。がけの下まで落ちなくて良かったです。

今度は最初に入ったところよりすこし下流で竿を出してみます。



その後、このポイントでは合わせ切れ。これもいい型だったのですが残念です。

途中、まだ残雪が残っていました。



最後は林道を戻り、車を置いた所でチャレンジですが、ここでは毛鉤を見に来ただけです。さすがに攻められているのでスレています。



釣りを終え、ふと見上げると山桜が点々と咲いていました。こちらは今が春の一番いい季節です。

残念ながら、ランディングネットを使うのは次回に持越しです。というか次回使えるか自信がなくなってきました..

前日は大雨でしたが..

2013-10-11 | 釣行記
いろいろありまして...


だいぶ更新できずにいました。スミマセン^^;

今更ながらですが、9月の始め頃に行った釣りの記事です。


この日は、イケメン釣り師T川さんと岐阜方面へ行く予定を立てていたのですが、前日に大雨が降ってどこの川も濁流になってしまいました。

仕方なく、限りなく増水の可能性が少ない、長野県W川へだめもとで行ってみることにしました。



多少水量が多いものの、普段から渇水気味なのでちょうどいいくらいです。
この川だけには裏切られたことがありません。

早速少し竿を出してみると、小さい魚が反応します。
しかし、いつものとおりチビッコ過ぎて針がかりしません。

そこそこの魚は、あと少し...のところまで出てきてUターンします。
悔しいですがコレが掛けれるか掛けれないかが達人か凡人かの違いだと思います。



段々の瀬から何とか出たアマゴ。



メタボアマゴ(笑)

小さいですが、結構いるようです。栄養状態も良さそうですので来年が楽しみです。



その後、上流の小さなダムまで行き、サイドの際を誘っていると下から結構な大きさのアマゴが毛バリをひったくるように出たのですが、針がかりしませんでした。

ここで一旦クルマまで戻りお昼にしました。
天気もよく、お昼の後は2人とも椅子に座り深い眠りに落ちてしまいました。

午後はダムの上流を攻めてみることにしました。



ダムの上流に下りる道が分からず、藪漕ぎで川に出ましたが、何かの花粉でくしゃみ連発!!
そのまま秋の花粉症になりました。

上流の流れはと~ってもいい流れだったのですが、残念ながら反応はありませんでした。
次回は、ここからさらに上流も攻めてみたいと思います。


(おまけ)

この川にある変な看板。



インパクトのある看板なので、行ったことがある人はすぐに場所が分かると思います。
実際くまが居るかどうかは...???

こっちのほうがリアルです(笑)



雨降りにひとり...

2013-07-31 | 釣行記
先日のお休みは、かなり久しぶりに雨が降りました。


午前中に子供の三者面談があったので、あきらめていたのですが、午後になったら居ても立ってもいられなくなり、長野の遠山川へクルマを走らせました。


出発13時半という何とも無謀なスケジュールですが、現地に16時半に着けば2時間半は出来る...という計算です。


しかし途中から雨は強まるばかり。自宅にいたときはあんまり降ってなかったんですが。


16時、やっとの事で遠山川へ着くと、目を覆いたくなるような光景が...



濁流。マジすか??


まったく予想していなかった展開です。


今年は空梅雨で、雨も少なく、少しくらいの雨なら何とかなると思ったのですが、南アルプス方面でかなりひどく雨が降ったようです。


お目当ての本流はもちろん、支流も軒並み濁りで、こんな日に竿を出すのは正気の沙汰ではありません。


が、すでに禁断症状が出ていて、とにかく竿を振りたくて仕方なかったんです。
雨でびしょ濡れになりながらも一番濁りの少ない支流で少しだけ...   結果はもちろん×


あぁ、本当にツイてないな~


でも本流で釣りしてて急激な増水で流されるよりはましか...


とりあえず、温泉に入って帰ってきました^^

梅雨明けの一日

2013-07-10 | 釣行記
Tiareさんと岐阜方面の超有名河川、I川へ釣りに行ってきました。

朝4時半、半分眠りながら川に着きました。

2人とも初めての川ですので、まずは川を一通りチェックしてから、最初にC&R(キャッチ&リリース)区間へ入ってみます。



この区間は、魚の量はハンパ無いということで期待が高まるのですが...

しかしイワナがたまに見に来て途中でお帰りになられます。

上手くなると、このような魚でも釣れるのでしょうが、今の自分の腕では無理です^^;

結局、小アマゴが釣れただけ。

その後場所を変え、本流の上流方面など攻めて見ますが、反応がありません。



さすがに川はとても美しく、エメラルド色に輝いています。



ただ、500m位の間隔で堰堤があり残念な所です。

これでは放流に頼るしかなさそうですね。魚道もないし。



そのうち強い日差しが射してきて、完全に夏のような雰囲気で、さらに状況は厳しくなってきます。

Tiareさんはこの区間で小さなイワナを釣ったようですが、自分のほうは完全に集中力が切れてしまいました。

夕方になり期待を込めて再度C&R区間へ入りましたが、小イワナがたまに動くだけ。



そのうちギラギラ照りつける直射日光で熱中症の初期症状が出てきたので、川の水で身体を冷やし、上半身ハダカになって日陰でダウン。

14時間も釣りを続けているので、さすがに身体に来たようです。

中部地方でも屈指の人気を誇る川ですが、ここには本当に魚がいるのか??という疑念さえ抱く位の渋い釣りで参りました。

でも必ずきっと何処かに潜んでいるはずなんですけどね。


今回の釣行で分かった事。

C&R区間 = 魚が沢山いてつれる ×
C&R区間 = 魚がスレていてつれない ○

結局、腕を上げないことにはどこの川でも釣れないということを実感しました。

天候や水量、魚の状態がどんな状況でも釣れるように研究を重ねて行きたいです。

化け物イワナ

2013-06-26 | 釣行記
休日は遠山川へ行こうと思っていたのですが、朝から雨でした。
そこで、多少の雨でも水量が安定しているW川へ変更しました。

都合で午前中しか竿を出せないので朝早く出かけました。



三遠南信道を通ってW川へ着くと、増水どころかまだまだ雨が足らないようで、渇水気味です。
いつもの区間は水が少なくて期待できそうになかったので、少し下流の水量の多い所に入渓してみます。



この辺りはダイナミックな大淵と段々の瀬で構成され、花崗岩の白い砂がまぶしい美しい渓流です。

しかし、良型はまったく反応なしで、スレスレのチビアマゴにもて遊ばれただけであっけなく時間切れです。


というわけで今回は魚の写真なしです。
その代わり...


帰りに道路から下の流れを覗くと、化け物が泳いでました。
写真では分かりづらいですが、真っ黒なイワナで45cmほどありそうです。



底のほうを悠々と泳いでいます。

でもこの場所は断崖でロープか何か持ってないと、川へ降りられず、また上流、下流が大淵で通ラズになっているので、アプローチできずあきらめました。


やっぱ時間の余裕のあるときにじっくり攻めないとダメですね^^

今季初の遠山川

2013-06-16 | 釣行記
連休は遠山へ泊まりで釣り三昧などと甘い計画を立てていたのですが...

前日に子供が幼稚園からノロウイルスをもらってきたので、1日目は家で看病せざるを得なくなりました。
この1週間、遠山に行く事だけを楽しみに苦しい仕事に耐えてきたのに...

な~んていってても仕方ありません^^;
2日目は子供も調子がよくなってきたので嫁に丸投げでいそいそと出かけました。



まずは上流のほうから入ってみました。
しかしどうしようもない渇水でチョロチョロ状態...

また、おととしの集中豪雨で川が完全に崩壊しています。

いい型が着いていた淵が完全に埋まってたり...
今までこんなとこに、こんなでかい岩なかったよな~? とか、入渓地点が崩れてなくなってる...(唖然)

えらい荒れようです。
しばらく釣りあがっても反応がまったくないので、もう少し上流から再入渓しました。



ここでは魚の気配がするのですが、
木っ端アマゴがつついてくるだけで、いい型のヤツは様子見。
少し追ってくるものの、プイッと帰ってしまいます。
連日かなりいじめられているようです。

そのうち空が暗くなり雨がぱらついてきました。
この辺は雨がひどく降ると帰れなくなる事があるので、安全な下流のほうへ移動します。



ここは、遠山随一、本流の超人気ポイントです。広々としているので、7mのレベルラインが気持ちよく振れます。
やっぱ本流はイイ..
渇水気味なので、向こう岸のポイントにも楽々毛バリが届きます。

反転流に毛バリを乗せると、すぐに反応があるもののガッチリとくわえてはくれません。しかもでかい!!
2度目からは完全に見切られます。ここもかなり魚がスレているようです。

大きな魚を見せられているので、思わず大合わせになってしまい、時々こんな小さめアマゴが空を飛んできたりして...



ここには大きな淵がいくつもあり、どこでも必ず反応があるのですが、途中まで見に来て帰るのが多く、なかなかかかりません。
なんとか引き出そうと色々工夫して誘ってみるのですが...

結局、粘りに粘って20~23cmサイズのアマゴが3匹と、それ以下が数匹という結果に...



自分の腕のなさにガックリ。すっかり魚に遊ばれてしまいました。
でも久しぶりに本流のアマゴの強烈な引きと美しい魚体に満足の一日でした。


●帰宅後..

家に帰るとその夜からノロウイルスを発病し、4日間苦しめられました。
ようやくブログを書く気力が出てきたので...
自分だけ遊びに行ったツケですね。
体力をかなり消耗してしまい、しばらくは川へ行く気がしません。

I沢にて撃沈・・・

2013-06-04 | 釣行記
お店のお客様であるイケメン釣り師、Tさんと、浜松市天竜区のK川水系I沢へいってきました。
Tさんはテンカラを始めて間もないので、ぜひとも釣らせてあげたい所です。



まずはいつものようにゲートに車を止め、少し歩いた所の橋のたもとから川へ降ります。このあたりの渓流はどこも同じような感じで、林道から深く切れ込んだ狭い谷の底を沢が流れています。



しかし、渕という渕がほとんど小砂利で埋まっています。前に来たときよりもかなり川が荒れているようです。渇水も手伝ってポイントを見つけるのが大変です。

釣りあがって2時間、チビッコアマゴが空を飛んできただけで、後は全く反応なし。
Tさんも一回反応があっただけ。
なんなんでしょうかこの状況は。



とりあえず堰堤に着き、深場を探りますが、ここでも全くダメ。
ちょっと急な堰堤脇を登ります。

登っているとき、仕掛け巻きが竿から外れてしまいました。
仕掛け巻きは、崖のギリギリまでコロコロ転がって止まりました。なんとか回収しようと、そ~っとイトを手繰り寄せたんですが、その場でクルクル回りイトが外れて終了。
取りに行ったら命が何個あっても足りなさそうなので見捨てました。ガックリ..

その後、堰堤を越えてかなり急なザレ場を下りると、全く違った景色が広がっていました。



本当は砂防ダムが砂を堆積して出来た広河原なので、喜ばしいものではないのですが、広々としていて気持ちがいいのでここでお昼とします。

このチャラ瀬には、放流なのか天然なのか分からないですが、すごく小さなアマゴがたくさん泳いでいました。大きくなって将来僕の毛鉤を咥えてね~..と愛情の気持ちを込めながら遡行します。



だんだんと渓相が良くなってくるのですが、ここも下流と同じで全く反応なし。
しばらくするとプライヤーを落としている事に気がつき、悲しい気持ちになります。

その後2時間ほど釣りあがりましたが、あまりの反応のなさに、もう2人ともどうでもいい状態に。
休憩したら、気持ちが切れてしまったので終了しました。



左手からガレた沢を登り、林道に上がります。
普通なら沢など登らないのですが、K村さんからこの沢は登れるとの情報を得ていたので..

しかし、予測はしていましたが、最終的にはほぼ垂直の崖を木の根を頼りに登るハメに...



一雨あった後ならかなり状況が違ったんでしょうがね~。
と、言い訳してみます。

Tさん、釣れないでゴメンなさい...
懲りずにまたいきましょうね~!


●今回の紛失物のコーナー
・仕掛け巻き 1個
・プライヤー 1個
・毛鉤    多数
・気合い   2人分..

このコーナーは次回も続くんでしょうかね??

イワナの合わせは難しい..?

2013-04-16 | 釣行記
先日の釣行から1週間、またもやON川に行ってきました。

今回も同行者は tiareさん。悪コンディションだった先週のリベンジに燃えています。
しかしその意気込みとは裏腹に、早速やってくれました。

「やばい..ウェーダー忘れたかも...」

仕方なく、途中から待ち合わせ場所まで戻ります。
この人、しっかりしていて切れ者のように見えるのですが、時々こういう一面があるので安心します^^
皆さんも忘れ物には注意しましょう。

一時間遅れでいつもの駐車場へ到着すると、誰も入っていない様子です。しめしめ。
風は結構吹いてますが、気温も高くて条件がよさそうです。
早速、この場所から始めてみます。



ナント今回は一投目からいきなりイワナがアタック!
毛バリにはかかりませんでしたが、今日はとっても期待できそうな様子。

しばらく進むとまたイワナが毛バリ目掛けて飛び出てきましたが、これもタイミングが合わず...
イワナはアワセが遅いほうがいいのですが、どうも、普段からアマゴばかり相手にしているので早合わせ気味になっているのが原因のようです。

そこで、我慢、我慢..と自分に言い聞かせました。
イワナが水面を割って出てから、潜って、重みを感じてから合わせると、しっかりかかりました。



先週作った、適当なカディス もしっかり咥えてくれました。
20cm強くらいですが、この辺ではアベレージサイズのようです。

その後、遅アワセを念じながら、同じようなサイズのイワナを2匹釣りましたが、はっきり言ってバラシのほうが多かったです..

遠くにいる tiareさんもイワナを順調に釣っているようです。

この日のイワナは活性が高いのか、瀬尻のほうで出ました。
瀬尻で待っている、というよりも、落ち込み付近で待っていて毛バリを追って出てきて瀬尻でくわえるような感じです。
ですので、落ち込みのキワにキャスティングしたあと、瀬を少し長めに流すようにしました。



赤い矢印が主流です。右側に小さな落ち込みがあったのですが、写ってないですね...
赤い丸のところでイワナが出ました。

その後、この場所で何回か流していると底(青い丸の所)からゆらりと大きな魚が反応しました。
たしかに毛バリをくわえて、手ごたえもあったのですが、掛からず...残念ッ!
イワナとは明らかに違う色です。シルバーっぽい体色でしたのでニジマスか何か、別の魚だったようです。

その後、吊橋の上流でtiareさんが26cmの大~きなイワナを釣りました。
しっかりと先週のリベンジを果たせたようです^^

それより上流は日陰になっていて、あまり反応がなかったので駐車場へ戻りお昼にしました。
その後、先週タモをなくした所に入ろうとしましたが、先行者がいて断念。
ついでにタモの捜索も断念...
駐車場の少し上に入る事にしました。



ここは風通しがよすぎて毛バリ操作がうまくいきません。
先週よりもひどいくらいです。
そしてこの区間は全く反応なしです。同じ川なのに不思議ですね。日陰だから??
早々に切り上げて、ナメ滝の上に入渓します。



ここは日もあたっていていい感じ。風当たりも少しゆるいです。
入渓地点でイワナがかかりましたが、またしてもバラシ..

しかもその後滑ってドボン。
長袖Tシャツの片腕が肌にピットリ張り付いて、tiareさんおすすめの アンダーアーマー状態 に..(哀)

でも、悪い事ばかりではありません。
疲れと寒さで、もう終わろうかと思っていたとき、護岸の流れからアマゴが飛び出してきました。
元気が良くて、なかなか強烈な引きです。



釣れたのはきれい系のアマゴでした。

今回、釣りあげた魚の数こそ少なかったですが、反応が多くてとても楽しかったです。
バラシが非常に多かったのと、アワセの悪さは今後の課題です。

2013年初釣行

2013-04-09 | 釣行記
今シーズン初めての釣りに行ってきました。
いつものことですが...出遅れスタートです!
毎年この時期は3月までスキーやスノーボードをしているし、花粉症がひどいことから川に入るのが遅いんですが...何より早期の渓流は寒くて嫌なんですよね~。

さて釣りの方ですが、前日爆弾低気圧が通ったこともあり天気は大荒れ。
でも tiareさん と約束してるので、無理にでも行かなければ...



中部地方は特に気圧の線が密になってます。これじゃ全く釣りどころではなさそうですね。
そしてかなり増水していることでしょう。初釣行だというのについてません。

95%あきらめモードでtiareさんとの待合わせ場所へ。
今回はtiareさんが現場まで乗せていってくれるとの事で、お殿様気分を味わいました。

行き先は愛知県ON川で、去年tiareさんが同じ時期に27cmのイワナを釣った所です。
まずは公園の駐車場のあるところで様子をみます。
気になる水量は、少し高いですが、何とかできないこともない感じでした。

でも、外に出てみると、風が台風並みに吹き荒れています。気温は何と4℃!!
こんなんじゃ釣りできないよね~(汗)

しかし、何気に横のtiareさんを見ると、やる気満々(!?)です。
行くの~^^;
せめて、もう少し風あたりの少ない所に...ということで、上流を見に行きます。
上流のほうは風が少なく日が当たり、いい感じの所もあったのですが、tiareさんがやっぱりさっきの駐車場下流に行ってみたいというので、従います。



川に下りてみると、意外と風も少なく、何とか毛バリも操作できます。
ちなみにtiareさんはフライマン。
まずはキャスト練習もかねて適当に釣り上がります。



川沿いの民家には桜や花桃が咲き、川にもツツジかなんかが咲いています。
この時期の釣行はこれもひとつの楽しみなんですよね~♪

2時間ほど釣り上がりましたが、この区間では全く反応ありませんでした。
昼寝してたほうが、良かったかも。

仕方なく、道路へ登ろうとしたとき、事件は起きました。

先行していたtiareさんの高価そうなロッドがなぜか目の前に落ちています。
しかもスルスルと滝つぼのほうへ滑り落ちていくではありませんか...

一瞬何が起こったのかわかりませんでしたが、必死に手を伸ばして拾いました。
その後よくよく下を見ると、この滝つぼは、この川では最大規模のナメ滝で、ロッドが流されたらほぼ回収不可能でした。
というか、もしもバランスを崩して自分が落ちていたら、ウォータースライダー状態で滝つぼへ...
想像すると恐ろしいですが、tiareさんのロッドも無事で何よりでした。

その後、道路に上がると事件その2。

何気に腰に手をやるといつもぶら下げているタモがありません。
どこかで落としたようなのですが...ハテ?

一応さっきのナメ滝まで見に行ったのですが、見つかりませんでした。
とりあえず今日の所はタモを使うほどの魚も出そうにないし...
でも買うとなると痛すぎる...(涙)

すごすごと一度駐車場へ戻ります。
時間はすでに11時をまわり、気温も少し上がってきたようですが、相変わらず風は馬鹿みたいに吹いています。

お昼にはまだ早かったので、駐車場下流に少し入ってみることにしました。
でも案の定、風がヒドくて釣りどころではありません。帽子が飛ばされそうです。
ラインが煽られて毛バリが水平に近いくらいたなびいています^^
まだ五月じゃないのに鯉のぼり状態です。
あきらめて、駐車場へ戻ります。

駐車場にはtiareさんの友人でフライの 240gffさん がいました。
この方はこの川を知り尽くしているらしいですが、さすがの達人もこの天候では厳しいようでした。
が、一回アマゴが反応したとの事で、温度も上がってきたし希望の持てるお話をして下さいました。

午後は暖かさを求めて上流へ移動します。道路沿いの、日が当たる暖かい所です。



もう、この暖かさだけで、幸福です。
水量も平水に近いくらいになっていて十分期待できそうです。
こうなると欲が出てきますね~。

しばらく釣ると、tiareさんが笑顔でこちらを見ています。
ラインの先にはアマゴが!
本人曰く、キーホルダーサイズとの事ですが。
う~ん、さすが..
このコンディションで魚が見れたことだけですばらしいです。

この区間では僕の毛バリにもチビッコが2回ほど反応しましたが、早すぎます。
スレたチビッコ特有の出方です。
やっぱり日が当たり気温も上昇してきたので、条件がよくなってきているようです。

その後さらに上流へ行き、なぜか山中に敷設してあるガードレール沿いに入渓しました。



ここまで来るとすっかりチャラ瀬になり、チビッコアマゴがちょこんちょこんと突っ付いてきます。
小さな毛バリに変えれば釣れるのかも知れませんが、テンカラ師の変なこだわりがじゃまをします。
ここでtiareさんがキーホルダーサイズの2発目をGET!
やられた~!

僕のほうはというと、反応はあるがハリがかりしないので焦りが出てきます。
もうこうなったら、テンカラ師のこだわりなどかなぐり捨てて、キーホルダーでも虫めがねサイズでもいいのでハリに引っ掛けたくなります。
がしかし、やはりこの区間でも釣れず。あぁ今回はボウズかなあと悪い予感がしてきます。

その後、最後にさっきの駐車場にまた戻り、水量も豊富な段々を攻めます。
午前とはうって変わって、風も収まり暖かくなっています。これは釣れそうな予感!

しばらく釣ると念願のHIT! 20cmくらいのイワナのようです。
やっと出たよ~^^
と思った瞬間、痛恨のバラシ!がっくり..


その後はアタリもなく、つり橋の下まで行った所でtiareさんから、もう終わりましょうといわれましたが...
条件がかなり良くなっていて釣れそうな気がしたので、わがままを言ってもう少しだけ粘らせてもらいました。
すると...



最後の最後に出ました~!
決して大きくないイワナですが...



今回は本当にひどい風でしたが、初釣行で何とかボウズを免れることができて本当に良かったです。
この川は条件のいい日にまた行ってみたいです。
tiareさんおつかれさまでした。