賢帝の世紀（下）ー塩野七生

評価５

再読（前回2020年8月6日）。
ハドリアヌスはユダヤ教徒のエルサレムからの全面追報を実施（ディアスポラ）した4年後の138年に病死。時代は後継者アントニウス・ピウスの治世（138年～161年）に移るが、帝国全域で平穏な秩序は保たれ続けたのだった。

ハドリアヌスは「共生に不可欠な協力」を拒否し続ける狂信的なユダヤ教徒を嫌悪し、134年にエルサレムを陥落しユダヤ教徒の追放を行なったことで、これ以後、ローマ帝国においてユダヤ教徒の大規模な反抗は影をひそめることになる。

ハドリアヌスの後継者であるコモドゥスが病死したことで後継皇帝となったアントニウス・ピウスは「公正で透明な統治」を実行、ブリタニア北部のカレドニア（後のスコットランド）にアントニヌス防壁を築いた他、ハドリアヌス霊廟（後の法王庁城塞カステルサンタンジェロ）、アエリウス橋を建設。74歳で病死。

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ツツジが綺麗な御厩橋

昔は木造の橋だったんですよ～♪♪♪
私はその橋を渡って中学に通っていたのだ。

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今日の岩手山 @南大橋

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岩山展望台から望む山々

・岩手山

・秋田駒ヶ岳

・東根山～南昌山～赤林山～箱ヶ森

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今日も岩山さ登ってきた！

帰りはパークランドの方から下ってみる。
う～む、ここの観覧車に乗ったことはあっただろ～か・・・？

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「今日は岩手山日和！」@盛岡天満宮～@岩山

・盛岡天満宮

・岩山

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今朝４時半の月と赤林山

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賢帝の世紀（中）ー塩野七生

評価５

再読（前回2020年8月3日）。
トライアヌスを引き継いだのは同じヒスパニア・イタリカ出身のハドリアヌス。ユダヤ問題や周辺民族の反乱等諸問題が山積する中での船出だったが、21年の治世中13年もの間、帝国内の視察の旅を続け、その防衛体制を盤石なものにしたのだった。

山積する問題とは・・・
①ユダヤ問題②ブリタニア原住民の反乱③マウリタニア属州の反乱④ドナウ河北岸のサルマティア族のローマ領侵入⑤トライアヌスが始めたパルティア戦役を帝国の名誉を傷つけることなくどのように終結させるか

視察巡行はライン河防衛全線の視察から始まり、ブリタニアでのハドリアヌス防壁建造、ヒスパニア、地中海、オリエント、アテネ、北アフリカへと続くが、そんな中でも、紀元前15年前後にアグリッパが建立したパンテオンを土台から造り直したり、ローマ法の集大成ともいえるローマ大全の構想を練るなど、精力的な動きはとどまるところを知らない皇帝だった。

そんな「糞マジメ」ともいえるハドリアヌスだが、若かりし頃、皇帝の意見を元老院で読み上げる係をしていて、ラテン語が訛っていることを笑われてしまったことが口惜しくて猛勉強で訛を克服したとういうエピソードが微笑ましい。


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河南中前の銭湯・菊の湯

今まで何度か通ってはいるのだが、今日、初めて煙突に気が付き銭湯であることを認識。「やってるんだべが？」と思い、ネットで調べてみると、去年の１２月に７０年の歴史に幕を閉じたとのこと。

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今日の岩手山 @御厩橋

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