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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

最果てアーケードー小川洋子

2022年10月04日 | 読書
評価5

私はちっぽけなアーケード街で配達係をしている。お店の職種は様々だ。レース屋、義眼屋、紙店、ドアノブ専門店、勲章店、輪っか屋という名のドーナツ屋。レース屋は遺髪のレース編みも手掛けていて、読書休憩室ではRちゃんが百科事典に夢中。連作短編集10作品。

①衣装係さん
②百科事典少女
③兎夫人
④輪っか屋
⑤紙店シスター
⑥ノブさん
⑦勲章店の未亡人
⑧遺髪レース
⑨人さらいの時計
⑩フォークダンス発表会

図書館、百科事典、動物は小川洋子作品には欠かせない。
今回登場する動物は、シャワマメジカとデマレルーセットオオコウモリ。

最後の最後の「私」のセリフが気になる。

小川さんの小説を読んでいると、何気ない日常がとても大切で愛おしいものだと気づかされる。

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