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危機と克服(下)-塩野七生

2020年07月24日 | 読書
評価4

・第10代皇帝ティトゥス(79年~81年)
・第11代皇帝ドミティアヌス(81年~96年)
・第12代皇帝ネルヴァ(96年~98年)

ヴェスパシアヌスから始まったローマ史上2番目の世襲皇系(フラヴィウス朝)も27年で終焉を迎える。ローマ帝国が直面した危機を収拾し、帝国を再び軌道に乗せ、しかも「リメス・ゲルマニクス(ゲルマニア防壁)」の建設など数多くの政策を実行することで帝国の活力を復活させ、ローマ帝国のさらなる繁栄の基盤を築いたのがこの3人の皇帝の功績であった。

その後、ネルヴァを皮切りにしてトライアヌスへと続く5賢帝時代を迎えることになる。

しかし、ゲルマン人しぶとい。ブリタニア(イングランド、ウェールズ)はローマに侵略されたっていうのに・・・


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