昭和24年11月の「光クラブ事件」で高利金融会社を経営していた東大生をモデルとした物語。激しい自己反省癖を持ち、自意識過剰な青年の心理描写が痛々しい。
実は20歳頃に読んでいるらしい本の再読。む~こんな難しい本を読んで、当時の我輩は何を想ったのだろうか!?それを知りたい。昭和10年代の情勢に関する本を読んでいるので時代背景は理解できた。77頁あたりに出て来る「数量刑法学」さっぱりわからん。
夏の高校野球岩手大会4回戦の速報をチラ見しながらの読書でした。最近は、読書>高校野球、もしや活字中毒?う~む、これはまずい傾向ですねぇ(汗)。
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