白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

2015年盛岡一高の夏は終わった

2015年07月11日 | '15夏チームの球跡
◆夏の高校野球県大会【1回戦】=八幡平球場

 盛岡一 100 001 010 0 = 3
 久慈東 000 200 010 1 = 4


◇盛岡一高先発メンバー(途中交代なし)
  1.④相原(3年、北松園)
  2.⑦平(3年、北陵)
  3.③及川(3年、附属)
  4.⑤大友(3年、黒石野)=主将
  5.②佐藤(3年、黒石野)
  6.⑧鈴木(3年、北松園)
  7.⑥伊藤椎(3年、北松園)
  8.①高橋(3年、附属)
  9.⑨荒(3年、附属)

【感想】
試合後、ある男性が私に駆け寄って来て、こう声を掛けてくれました。

「いろいろありました。でも、これからも応援してください。」

私、
「1年前から一番成長したと思いますよ!お疲れさまでした。」

では、試合を振り返ります。

表の攻撃と聞いて、誰もが「先制点が大事」と、思ったこの試合。
1回表の盛岡一高は1番相原がヒットで出ると、2番平が確実に送って3番及川がレフト前タイムリー!鮮やかな先制パンチで1点先制!

春の県大会も経験した盛岡一高のエース高橋は気負いも見せず穏やかな立ち上がりを見せ、序盤3回を無得点に抑えるも、4回、久慈東が反撃。

この回、一死ランナー三塁、強烈なセカンドゴロを好捕した盛岡一高相原がホームに突っ込んだランナーを間一髪のタイミングで刺して、「この回は逃げ切れる」と思った途端の久慈東1番のライトポールを巻くホームランで1-2の逆転を許す。

その後、5回をリズム良く三者凡退で切り抜けると、6回、盛岡一高が好機を迎える。

先頭5番佐藤が四球で出塁するも二盗失敗で「チャンス潰えたか」と思った直後、6番伊藤(椎)も四球で出塁、二死一塁で打席に入るのは8番高橋。1年前、春、と打撃に一抹の不安があった高橋だったが、練習試合数試合で実績を挙げて来たバッティングが火を噴き右中間を深々と破る見事なタイムリースリーベースで同点!

そして、8回にもエース高橋のバットが火を噴いた!
二死二塁一塁で打席に入った高橋の強烈な打球が久慈東サードを襲うと、打球を捕球出来ずタイムリー(記録はエラー)となり、ついに盛岡一高3-2と逆転!

その後、得点圏に走者を置いた8回に同点に追いつかれ、延長にもつれ込んだ10回裏に痛恨のタイムリーを浴びてサヨナラ負けを喫した2015年7月11日の試合。この試合で盛岡一高硬式野球部の夏は幕を閉じた。

多少の守備のミス、難しい走塁はあったにせよ、わが母校盛岡一高は持てる力は出し切ったと見ました。敗戦という結果は口惜しいですが、試合内容には満足しています。勝敗は「表」か「裏」かの違いだったような気もしています。1、2番や下位打線にタレント揃い(特に9番荒の足!)だったので、13日県営球場での前回王者盛附との試合を戦わせてあげたかったし、現役生徒に全校応援を経験させてあげたいと思った試合でした。

最後になりますが、私は、去年の夏から1年間、投打に渡って(精神的も)大いなる成長を遂げてくれた高橋雪天選手に敬意を表します。よく頑張ってくれました。これからも応援して行きます。頑張ってください。

盛岡一高球親会の方々、お疲れさまでした。
大友会長お疲れさまでした。

白堊スポーツは皆々様の厳しいお声を頂きながらも、これからも盛岡一高硬式野球部を応援して行きます。みなさん、盛岡一高を支えてください。よろしくお願いいたします。

頑張るぞ!盛岡一高硬式野球部!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿