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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

三高戦感想

2008年07月16日 | '08夏4強チームの球跡
春の地区予選の打撃戦 が一転 1点を争う僅差勝負に・・・

三高先発・加藤の緩急にすっかり翻弄されて、いつものシャープな当たりが飛ばないわが校。菊池は心配された立ち上がりも無難に乗り切り上々のピッチング。守りはショート千葉を中心にノーエラー。この内容で負けるわけにはいかない。

1点を追う最終回。

よくあることで、勝ちを意識した相手投手は四球で先頭の阿部を歩かせた。続く千葉が確実に送って1死二塁。4番赤澤の勝負強さに期待するも大きなセンターフライで2死二塁。

ここまで来ると、心の中は 負けを覚悟。

だが、バッターは期待の須川
Live速報で 「試合終了 と 打たねばならないのかな」 
と少し思いながら、須川の打球を目で追った。
見事、しぶとくライト前に持っていった。

「おー 同点!」

と思ったのもつかの間、打球が浅く 二塁阿部はホームを踏めず三塁止まり。

場面は2死一塁、三塁と変わり バッターは影山氏期待の中村友隆
どんな球にも対応できるバッターで期待は大!
その友隆がやってくれた!
自分がアウトになれば試合終了~ という痺れる場面でレフト前に運び、同点!
動揺した相手投手が山崎に死球を与え、なおも2死満塁の大チャンス。

バッターは黒石野中出身、身長160㌢足らずの 高橋洵。センター中心の振り巾の小さいバッティングは練習試合で立証済み。

小生はつぶやく 
「マコちゃん コツンっと コツンっと 素直に・・・」

マコちゃん 相手投手の初球を思いっきり叩いた!
ライト前に飛ぶ打球!

サヨナラ!サヨナラ!!
盛岡一高 最終回2死から死球を挟んだ3連打で逆転サヨナラ!!

蛮声、嬌声、拍手、声援 渦巻く中で 笑顔一杯で応援席に挨拶する わが校選手。
久し振りに白堊野球の真髄を見た気がした。

と、いうか 
40数年の一高応援人生で もしかして 初めての逆転サヨナラ経験!?

今年の夏が始まったばかり
熱い 熱い 一高球児の戦いは まだまだ 続く



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