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十五少年漂流記(再読)ージュール・ヴェルヌ

2020年06月17日 | 読書
評価4

小中学生の頃以来の再読。何回読んだだろう?と思うほど読んだとは思うが、ほとんど覚えていなかった。

ニュージーランドの寄宿学校の10歳~15歳の少年たち15人が乗った船(スラウギ号)が、ある少年のもやいロープを緩める悪戯から漂流を始め南米大陸南端近くの無人島に流れ着き2年もの間悪戦苦闘して故郷に帰る冒険アドベンチャー。

初代リーダーのゴードンはアメリカ人、二代目リーダーのブリアンはフランス人、他の13人はイギリス人である。ブリアンとしょっちゅう対立するのはドニファン。フランスvsイギリスの仲の悪さを象徴しているように感じたのは私だけか・・・(笑)。

「えーっこんなこと子供ができるのか~?」
と、いうところが結構あり、ご都合主義って感じもしないでもないが、1800年代後半の物語としてはかなり先を行っていた感強し!少年の頃の私は何を思っていたことだろう?

次は「八十日間世界一周」あたり。


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