空飛ぶタイヤ(下)ー池井戸潤 2017年12月10日 | 読書 評価 巨大企業の疑惑隠しに敢然と立ち向かう中小企業社長の赤松徳郎。エリート社員の出世欲と私利私欲にどっぷり浸かった銀行マンに真正面から対峙する赤松の生き様が清々しい。 今朝から読み始めて一気に読了。じりじりと追い詰められる赤松の大反抗!がいつ来るか?いつ来るか?が気になって本が手から離れなかった。 赤松が巨大企業を追いつめるストーリーを期待していたのだが、悪を暴き出したのが内部告発を受けた警察だったことに少々ガッカリ・・・一時は会社に魂を売った沢田課長、やっぱり良い男でした。