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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

あえて言わせてもらいます。

2014年03月23日 | 岩手スポーツ
聞きあきた言葉がある。

「勇気と感動を与える・・・を」

今朝の新聞でもこんな文章を見つけた。

「岩手に勇気と感動を与える全力疾走と・・・」

前にtairaの呟きにも書いたが、勇気や感動を感じるかどうかは受け手次第である。プレーする側が「与える」と言うのはいかがなものかと正直思う。

田中将大はこう言っている。
「僕が勇気を与えるだとかそういうことではないと思うんですけど、僕がプレーをしているところを見て、そういうふうに感じてくださる方がいれば、それは大変自分にとってもうれしいことです」

さすがだと思った!

全力疾走や全力の声、全力プレーで何を与えるかではなく、目の前の勝利をつかみ取るため全力疾走や全力の声、全力プレーをするだけでいいっ!応援している人々はそこに何かを感じるはずだ。

「勇気と感動を・・・」
もう陳腐化しているフレーズですよ。
記者の方々、使い方に気をつけましょう(笑)。