MIHOの旅

私は海外旅行先を選ぶ際に他の方の旅行ブログを参考にしています。私のブログもご参考になれば幸甚です。

ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その9 ハイデルベルク散策(2)編

2011-05-20 05:54:49 | ドイツ・スイス・フランス旅行
今回のツアーでは食事までの時間、1時間半ほどの自由時間がありました。
本来ならば、お土産を買ったりして時間を使うのでしょうが、日曜日のため、
お店は尽く閉まっていて、本当にウィンドウショッピング(見るだけ)になりました。
残念でした (|||▽|||)。

ツアーではユニコンという日本人向けの免税店でお手洗いをお借りして、後は自由行動。

街並み自体が綺麗なのですが、まず気になったのはお店の看板。
日本で言う景観条例みたいなものがあると思われるのですが、ドイツ独特の看板です。
物凄く可愛いんです!
今日はその看板の写真を紹介します。

レストランの入口。


ホテルの看板。


レストラン。


レストラン。


ハングルもありました。




ツム・リッターの看板。騎士ゲオルクが描かれています。
小さいですが右上にハイデルベルクの紋章もあります。


おなじみのショップの看板も。




ホテル&レストラン。


学生キスのチョコレート屋さんの看板。


喫茶店。


看板を見て歩くだけでも可愛いので、楽しかった!
日本だと看板はネオンですが、こういった街並みを見るといいなと思います。節電にもなるし。
街づくりの条例って大事だなあとしみじみ。

もっと楽しかったウィンドウショッピングは明日に続く。

ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その8 ハイデルベルク散策(1)編

2011-05-19 05:02:07 | ドイツ・スイス・フランス旅行
アルテ橋からマルクト広場へ移動。通りの正面は聖霊教会です。
偶然、ドイツ人の方も映っています。こういう街にはゲルマン人が似合いますね。
日本人だとやっぱり何かが違う…。

ドイツの大体の街はマルクト広場を中心に街が広がっています。
マルクトとは市場の意味。普通は市場が立つんですが、本日は日曜日、何のお店も出ていません。
つまらない…
叉、街の中心となるマルクト広場に面して大抵は市庁舎が建っています。
ハイデルベルクもその例にもれません。
向かって右側が市庁舎。ゴシック様式です。


マルクト広場の中心にある像。この像、ゲルマンな感じです。


聖霊教会。
カトリックの教会として作られましたが、選帝侯がプロテスタントに改宗したため、
内陣をプロテスタント式に変更しました。その後、カトリックに戻ったという経緯があり、
様式が混在している教会です。


教会の下にお店があります。教会の下にお店があるのも珍しい形式です。
中の写真撮影は禁止でした。残念。


現存する騎士の家、ツム・リッター。ルネッサンス様式。
切り妻屋根の一番上に騎士ゲオルグの像があるので、「騎士の家」と呼ばれています。
現在はホテルとレストランになっています。
大きな入口は馬車がそのまま建物内部へ入れるようにと作られました。


ハウプト通りの様子。
本日は日曜日でお店が全て閉まってました。なので、人通りもまばらでした。
宗教的にも日曜日はお休みの国。こんな日の観光が間違ってる…


ツム・リッター近くに有名な学生牢があります。
当時、学生には治外法権が適用されていたため、大学が学生を取り締まっていました。
学生牢は当時のまま残っているそうですが、この日はお休みで入れませんでした。
尚、学生牢に入ることはステータスだったそうで、学生牢に入りたがる学生が多かったとか。


牢獄にはとても見えない…。ペンションな感じ。


大学広場。人が少ないよう。


ちなみに今、ハイデルベルク大学は改修中でした。


由緒ある大学の外観さえも見れず。


旧校舎の外観は何とか見れました。


プファルツ選帝侯博物館。当然、閉まっていました。
ホントにどこもかしこも閉まっていて、観光には適さない日でした。


ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その7 アルテ橋編

2011-05-18 05:22:55 | ドイツ・スイス・フランス旅行
ハイデルベルクはネッカー川沿いにある街で4つの橋がかかっています。
その内の一つカール=テオドール橋が一番古く有名です。
いわゆる観光名所となっています。
通称アルテ・ブリュッケ。意味は古い橋。そのままです。
橋げたは7つで、当時は木製でしたが、現在は強固な石橋になっています。

上の写真はハイデルベルク城から見たアルテ橋。
下の写真は市街地から写した写真。


橋の入り口にある街の門。
当時、夜は柵が落とされ、敵の侵入を防ぐ役目でした。


ファルツ選帝侯カール=テオドールにより建造されたことから
テオドール像が建っています。


テオドール像の下には、ギリシャ神話の4人の神様の彫刻があります。




後から作られたのでしょうが、テオドール像の下に水面の高さを測るメモリも。


橋だけでなく、川も。ネッカー川。ゆったりとした流れです。


船を発見。


これは橋のそばにいたさる。鏡を持っています。
顔を笑われた猿が、人の顔を見て笑うのならまず自分の顔を見るように!と
鏡を差し出している姿だそうです。
さるの下に顔を来るようにして記念写真を撮ると良いとガイドさんが教えてくれました。
日本人だらけでした。


最後に。アルテ橋からみたハイデルベルク城です。
中世の時代、高台に建つお城は圧巻だったろうなと思います。
こうやってみると、壊れていても素敵なお城です。

ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その6 ハイデルベルク城(3)編

2011-05-17 05:45:26 | ドイツ・スイス・フランス旅行
建物の中には有名な大樽があります。
上の写真はワイン販売所の前に置かれている樽。


お目当ての大樽はこちら。
フリーリッヒ館の王の間の下に位置しています。
直接下から汲みあげられる仕組みがあったそうです。


大樽は1751年にカール・テオドールの命にによって作られました。
長さ8.5m直径7m、22万リットルの大きさ。750mlワインの瓶、29万本分です。
130本の樫の木が使われ、この場所で組み立てられました。
当時は税金をワインで納めることができたので、こういう大きな樽が必要だったそうです。
ああ、ブログを書いていてドイツワインが飲みたくなってきた…


壁には樽の製作時に使われたコンパスとカンナが飾られています。
その下にはのペルケオ像と横に時計の形をしたびっくり箱が飾れていました。
ペルケオって誰って感じですよね。宮廷の道化師で、樽の番人だった人です。
ペルケオは道化師だったので、人をからかう事が大好きでした。
このびっくり箱で女性を驚かせ、失神した女性を介抱して楽しんでいたらしい。


以下は外にあったお土産屋の写真。ドイツらしい物が並びます。
欲しかったけれど、お土産屋は休みでした。残念。




火薬塔です。塔が半分になっています。
「プファルツ継承戦争」のフランス軍の攻撃でこうなったのではなく、
その4年後に貯蔵していた火薬が爆発してこうになったとか。自爆したんです。


反対側からの様子。崩れたままにしています。
このままっていうのも凄いです。


以上でハイデルベルク城の見学は終了です。

尚、ハイデルベルク城へは観光バスで来るか、下のような坂を徒歩で登ってくるか、


ケーブルカーに乗ることになります。


ツアーでは往復共にバスで移動でした。楽チン楽チン。

ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その5 ハイデルベルク城(2)編

2011-05-16 05:06:42 | ドイツ・スイス・フランス旅行
ハイデルベルク城の外の見学の後、中へ移動しました。

ちなみに入場料は5ユーロでした。ツアー料金には入っていません。
自由時間20分で回りました。ガイドさんは一緒に回ってくれました。


ここが入口です。受付はなく、係りの人が外に立っています。
奥には城門塔があります。
塔の先端が見えているのでかろうじて分かるかと。
城門塔の前に入口から続く石橋がかかっています。
昔ははね橋だったとのこと。


昨日も紹介しましたが、城門塔です。
扉の上に小さい穴があります。分かりにくいですが。
はね橋を上げる時に吊っていた鎖を通す穴だそうです。
塔高さは52m。高いです。地下に牢獄があり、4階建ての建物でした。
中央部に二人の兵士の像とその間に獅子の像があります。
当時は獅子がヴィステルバッハ家の紋章が付いた黄金の盾を持っていましたが、
ナポレオン軍が持ち帰り、行方不明になったそうです。
確かに盾があったようにぽっかり空いた空間があります。
現在、その紋章はハイデルベルク大学の紋章として使われているそうです。


内側から見た城門塔。


城門扉についている鉄の輪。「魔女の噛み跡」と言われているひびが入っています。
王が「この鉄の輪を噛み切った者に城を与える」と言ったことから、街中の人が挑戦し、
魔女と呼ばれていた女性がひびをつけたのでそう呼ばれています。


フリードリッヒ館です。ルネッサンス様式。
フリードリッヒ4世が建立。
説明を聞いていても誰?っていうのが正直なところ。
尚、沢山の人物像がありますが、フリードリッヒ4世およびその祖先達です。
ちなみにこれは全てレプリカで、本物は別の場所にあります。
金が一部使われていたので外に放置出来なかったらしいです。


オットハインリヒ館。これもルネッサンス様式。
今は地下部分がドイツ薬事博物館になっています。
印象。壊れすぎ!


城門塔の右側の建物はルプレヒト館。城の最古の住居館です。ゴシック様式。


建物の奥はまだ修復されておらず、ボロボロでした。
ここのお城、ほんとにボロボロです。


奥がテラス。ここからの眺めは最高でした。
景色に気を取られて写真を撮り忘れたのですが、ここには「浮気者の足跡」があります。
こんな逸話です。
昔、妃が浮気をして若い騎士をお部屋に入れて逢引、いちゃいちゃしていました。
そうしたら、狩りに行っていた夫が突如帰ってきた!
浮気相手の騎士は大慌て。何とか靴だけを履いて妃の部屋から飛び降り脱出。
その時に出来た足跡があります(もちろん嘘だと思われますが)。
その足跡とぴったりだと、まだ捕まっていない浮気相手だ!ということになります。
男性の方は自分の足と合わせて楽しんでいました。


さて、いよいよ建物の中へ入ります。

続く。