MIHOの旅

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ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その6 ハイデルベルク城(3)編

2011-05-17 05:45:26 | ドイツ・スイス・フランス旅行
建物の中には有名な大樽があります。
上の写真はワイン販売所の前に置かれている樽。


お目当ての大樽はこちら。
フリーリッヒ館の王の間の下に位置しています。
直接下から汲みあげられる仕組みがあったそうです。


大樽は1751年にカール・テオドールの命にによって作られました。
長さ8.5m直径7m、22万リットルの大きさ。750mlワインの瓶、29万本分です。
130本の樫の木が使われ、この場所で組み立てられました。
当時は税金をワインで納めることができたので、こういう大きな樽が必要だったそうです。
ああ、ブログを書いていてドイツワインが飲みたくなってきた…


壁には樽の製作時に使われたコンパスとカンナが飾られています。
その下にはのペルケオ像と横に時計の形をしたびっくり箱が飾れていました。
ペルケオって誰って感じですよね。宮廷の道化師で、樽の番人だった人です。
ペルケオは道化師だったので、人をからかう事が大好きでした。
このびっくり箱で女性を驚かせ、失神した女性を介抱して楽しんでいたらしい。


以下は外にあったお土産屋の写真。ドイツらしい物が並びます。
欲しかったけれど、お土産屋は休みでした。残念。




火薬塔です。塔が半分になっています。
「プファルツ継承戦争」のフランス軍の攻撃でこうなったのではなく、
その4年後に貯蔵していた火薬が爆発してこうになったとか。自爆したんです。


反対側からの様子。崩れたままにしています。
このままっていうのも凄いです。


以上でハイデルベルク城の見学は終了です。

尚、ハイデルベルク城へは観光バスで来るか、下のような坂を徒歩で登ってくるか、


ケーブルカーに乗ることになります。


ツアーでは往復共にバスで移動でした。楽チン楽チン。