MIHOの旅

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ドイツ・スイス・フランス周遊旅行 その31 ユングフラウヨッホ(3)編

2011-06-12 05:54:25 | ドイツ・スイス・フランス旅行
さて、ユングフラウ鉄道にのってユングフラウヨッホ展望台へ向かいます。
上の写真はその鉄道の駅から撮った写真です。
これが見たくて、今回の旅行に来たようなもの。楽しみでした。

これがユングフラウ鉄道です。


鉄道の中にモニターがついていて、ユングフラウ鉄道建設の歴史や
アイガー、メンヒ、ユングフラウの登頂の歴史についての解説が上映されます。
日本語の字幕もありました。


ユングフラウ鉄道について。
全長9.3km、50分の乗車時間です。
ユングフラウ鉄道の建設は1896年から約17年の歳月をかけて建設されました。
最大勾配は250パーミルで日本で一番急な勾配の3倍です。
つまり作るのが大変だったということ。岩盤が固くて、多数の事故も
乗り越えながら作っています。叉、当時は蒸気機関車が主流でしたが、トンネルの
中を走るので、電気機関車で走るという画期的な鉄道でした。
アイガー、メンヒ両山の山中をトンネルで通過し、3つの駅を経由して
ユングフラウの途中にある終点ユングフラウヨッホ駅まで登ります。
終着駅のユングフラウヨッホは、ヨーロッパで最も高い場所に位置する駅。
よく、スイス人はこんなものを作ったなあと感心してしまいます。

電車は平日だというのにこんなに混んでいました。


アイガーグレッチャー駅、アイガーヴァント駅、アイスメーア駅の3つの駅の内、
2つの駅の展望台に降りて見学をしました。

各駅には5分ほど停車をします。ただ、出発のベルも何もないので、
自分で時計を見て乗り降りする必要があります。でも、これだけ混んでいると
時計がなくても皆が一斉に戻るので、心配は不要です。

まずはアイガーヴァント駅。駅名は「アイガーの壁」の意味です。
そう、まさにあのアイガーの北壁の中に駅を作ったんです。凄いよ、スイス人!


ホームはトンネルの中にあり、こんな感じです。


さて、駅に展望台??と思われて方がいるかもしれませんが、
駅のホームに直結する形で展望台があります。


展望台には大きな窓がついていて、このようなブースが2つあります。


展望台からの景色です。凄く綺麗でしょう。




日本語しかできない方でも、大丈夫。日本語のパンフレットがあります。


アイスメーア駅。駅名は「氷の海」の意味です。
ここからは今まで見てきた山の向こう側の景色が見られます。


駅の作りはアイガーヴァント駅と変わりません。


展望台の感じも同じです。


さて展望台からの景色。フィッシャー氷河が広がっていました。




本当に絶景で、初めて見る氷河に感動!
ちなみに氷河は山や傾斜した地形に過去の氷期にできた融けずに残っている氷や雪に
更に堆積し、万年雪が圧縮されることで出来るもの。独特な氷河地形が出来ます。
生で氷河が見れて幸せでした。ヾ(=^▽^=)ノ

尚、2つの駅は下りの帰りには停まりませんので、ご注意を。