昨日と同じEOS7Dを持って線路脇へ
七年前のカメラとはいえ、評判も良く2014年10月に後継機が出るまでキヤノンのAPS-C最高機種として売られていたカメラ
久しぶりに使ってみてあらためて良いカメラだなと思った次第
デジタル一眼レフの完成形で、この後に発売されるカメラは細かい所の改良だけのような気がする。
それに対しEVF(エレクトリックビューファインダー)を採用しているミラーレス一眼は、まだ発展途上で、
一眼レフの光学ファインダーは、映像を通して見るEVFと違って、実像なので、表示遅れも無く、動いているものを追いかけやすい。
これは、今のところ圧倒的
ただ、EVFの性能向上も目覚ましく、次期機種辺りでかなり近いものになるのではないかなと期待している。
写真の電車の行き先表示は昔ながらのアナログな方向幕。最近の行き先表示はLEDによるデジタル表示になっているが、
見やすさでは、今でもアナログだと思うが、コストや多機能性の優位性では、今ではデジタルの方が上だと思う。
何でも、枯れた技術と言われるものは、長年の改良によって、とても良いものになっているが、
今、デジタルはそれらの技術に、追い付き、非常に速いスピードで取って代わろうとしている。
今日の写真の電車が近づいてくるのを見た時、デジタル表示ではない事に気がつき、シャッタースピードを反射的に上げた。
(LED表示は肉眼では分からないが、点滅しているために、シャッタースピードを速くすると、点灯している所と消灯している所が出てしまうので、シャッタースピードを低くする必要がある。
そこが電車のブレのない走行写真を撮る時に困っている所なのだが、アナログ表示ならば、思い切り高速シャッターが切れる)
おかげで、高速で走る特急電車が、止まっているように写ってしまったのは良いのか悪いのか分からないが…
線路脇の草刈り、頻繁に高速で走り抜ける電車が来るたびに線路脇に避け、また作業を始めるというのを繰り返していた。
また、電車が間近を走り、風圧等とても危険な作業だなと、保線作業員の地道な作業に頭が下がる思いだ。
鉄道って、車両の制御装置や信号などデジタル化が急速に進んだが、アナログな技術や作業が、今でも大いに支えているようだ。
歯科技工もデジタルな技術に変わろうとしている今、そんな事をぼんやりと言っている余裕は無いのです。
今までの枯れた技術が通用しなくなるのは、もうすぐなのです。いえ、もうそうなのです。
それに対応できていない私…
写真は京王線代田橋駅近くにて
EOS7D 70-200mm