のち
今日もカメラを持って豪徳寺へ
35mmフルサイズミラーレス一眼(ソニーα7II)
マイクロフォーサーズミラーレス一眼(オリンパスOM-D E-M1 MarkII)
1/1.7インチのコンパクトデジカメ(カシオEX-ZR4100)
そしてスマホ(サムスンGyalaxyS9)
センサーサイズによって写りがどの程度違うのか
同じ被写体を各カメラで撮ってみて比較してみたり…
35mmは被写界深度が浅いので、どの部分にピントを合わせるか厳密に考える必要があり、
また、絞り開放では極端に被写界深度が浅いので、普通はある程度絞る必要があり、
そうなるとシャッタースピードが遅くなってくるので手ぶれ被写体ぶれに気をつける必要があるなど
気を使うところが多すぎでテンポよく撮影するのが難しい
フォーサーズは、それに比べると被写界深度もある程度あり、高速シャッターが切れるので、ピント位置、ぶれに(カメラの手振れ補正も強力なこともあり)気をつけることもない
また、どのレンズも最短撮影距離が近いのでアップもマクロレンズにすることなく撮れるし近接時の描写も良いので便利
コンデジは、そもそもの描写力が低いので記録的には撮れるというレベルで、スマホのカメラのはるか下という感じ
また、どのカメラも紅葉のような極端な色が多い場合はオートホワイトバランスでは色転びするので、色温度をプリセットで撮る必要があるなど、
オートのままで、何も考えることなくカメラを向ければきれいな写真が撮れるということはない
その点、スマホは、どのような条件でもオートのままできれいな写真を叩き出してくれる(この表現が正しいのか?だが)
紅葉のようなものでもでもAIで判断しているのかオートホワイトバランスのままできれいに撮れるし、照度差が大ききればHDR撮影する、暗ければマルチショットで手振れの無い写真をとるなど失敗のない写真を撮ってくれる
等々、それぞれのカメラを比べれば比べるほど、よほど理由がない限り、スマホのカメラを使うのが正解という事になってしまう
今日の写真はスマホのカメラで撮ったもの
照度差は多く被写体は細かいものでかなり厳しい条件だと思う。それぞれのカメラで同じ構図で撮ったが、一眼は問題なかったが、コンデジはカエデの葉が解像しておらずただの塗り絵のようになってしまい写真にならない
その中で、スマホはオートのままで見た目通りの写真になっているし、モニターで拡大して見てもカエデの小さな葉の一枚一枚がきれいに撮れていて、周辺部まで問題ないレベル
このカメラの性能は恐るべしである、どうして豆粒のようなセンサーと小さなレンズでこれほどの写真が撮れるのか理解を越えているところがあり、カメラメーカーが苦戦しているのはよく分かる。
スマホのカメラに決定的に差をつけられるのは大きなフォーマットのカメラという事で、各社から35mmフルサイズのカメラが発売されたが、
しかし、その価格はボディーだけで20数万円から40数万円という高価格、それに取り付けるレンズも数十万円で、システムを揃えようと思ったらすぐに100万円は超えてしまう。
性能は確かに良いと思うが、それを引き出せる人はごく一部だと思うし、その違いが判る人もごく一部。
また、タブレットやスマホの画面、プリントしてもA4ぐらいの大きさでは、誰も判断できないと思う。
ますますカメラは、高性能だが超高価格で買うのはごく一部の人となり、悪循環に陥っているなと思う。
写真は豪徳寺にて
GyalaxyS9