ここ一ヶ月はキヤノンのEOS Mで撮ったもの。
一年前の発売時の半額以下になったカメラを買ってみたのだが、
やはりと言うか、簡潔に言えば、それなりのカメラだった。
(仕事の記録写真を小さなミラーレスにしようと思ったからなので無駄ではないのだが)
キヤノンらしく使いやすいのだが、動作は緩慢。切れがなく、
まだ、一眼レフのような完成度に達していない。
ニコンキヤノンは一眼レフカメラの二大メーカー。
ここまで長年かけて改良を重ねてとても使いやすい物にしてきた。
現時点ではミラーレスカメラは一応出しました。といったところで、まだ一眼レフを主に売っていくのだろう。
ただ、フィルムからデジタルになった時点で、必ずしも一眼レフという複雑なメカを必要としなくなっていることもあり、
将来的にはデジタルカメラはミラーレスが主流になっていくとは思うのだが…
どんな分野でもデジタル化によって長年の技術の蓄積を必要としないものとなり、どこまで過去の技術を使ってゆくか、その辺りの対応が本当に難しいものになっている。
自分の仕事(歯科技工)も近い将来、CADCAM、3Dプリンターなどのデジタルによる製作方法が主流になるだろうし、同じジレンマに陥るのは間違いない。
キヤノンから一眼レフのEOS 70Dが発売されたが、
一眼レフしても、また背面液晶でミラーレスカメラの様に使うことが出来、これがバランス良く使い分けできる良いカメラだなと思う。
ただ、ただこのオールラウンダー的性能が理解されるか、また、少々大きいボディーが万人に受け入れられるのか、
ちょっとこのカメラの売れ行きに注目してみたい。(EOS Mを買っていなかったら買ってしまったかも)
写真は自宅前にて
きれいに見えたので軽く撮影。その手軽さがミラーレスの身上
EOS M 40mm
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