今日から三日間、パシフィコ横浜で歯科の学会があるのだが
併催で歯科材料の見本市が同じ所で開かれるので、それを見に横浜へ
では、学会の方はどうしたのか、
当日申し込みの金額の高さに諦めたのです。(前回は4年前だったが、こんなに高かったかな。記憶が…)
いえ、過去の経験から言って、人気の講演は大混雑だし、沢山の会場で同時並列に講演が行われ、聞きたい講演がだぶって、どこへ行ったらよいか分からなくなる。
ゆっくり座って聞ける講演は、途中から意識を失って、自分のいびきに飛び起きること数多。
数か月後には講演の内容が雑誌に発表されるので、自分で書いた、訳の分からないメモよりも、その記事を読んだ方が100倍良い。
ということが経験上あるからです。
※ほとんどは自分が悪いだけで主催者に責任はありません
歯科の見本市では、自分の興味はCADCAMでしょうか
今年は保険導入もあって導入する技工所も多かったようですが、数年前と違ってどのシステムも必要十分なもの
スキャナーの性能、使い勝手はこれで良いと思わせるもの
CADソフトも問題なく、今すぐ導入しても大丈夫でしょう。
ただ、出力側のミリングマシンまで考えると、価格的に個人の技工所で採算が取れるとは思えないもの。
また、パソコンやデジカメなどと同じで、数年で見劣りするものになってしまう。
そして、システムとして考えると、インプラントメーカーが取り扱っているものはインプラントとの連携を考えると非常に良いのですが、そうでない場合それほどメリットが無いかな?と思っていみたり、
咬合器を作っている会社のシステムであれば、そのソフトと実際の咬合器がシームレスに扱えたりと、それぞれ一長一短
スキャナーだけを扱っている会社のものは、簡便で、上手く扱えば、これで良しと思えたり、しかし、その場合、出力側をどうするのか、外部へ出す場合うまく連携できるのか。
等々、いろいろ難しいことです。
入力から出力まで自分でやりたいと思ってしまうのですが、
現時点ではCADCAMすべてをそろえるには1000万円以上の物になるし、それを数年でペイするなど不可能。
スキャナーだけを買って、そのあとの作業は外部でとなると、どれだけ良いものが作れるのでしょうか。よく分かんなーい
今のようなアナログな製作方法は、色々な条件で変わる精度を維持するのは困難極まりないし、鋳造などの作業はいろいろな欠陥を内包していて製作物の一つ一つのコンディションが違うというのは大きな問題だと思っている。
CADCAMであれば、安定した物が作れ、データーが残ることによって後々の参考になるし改善も比較的簡単、再製作になった場合もそのデータを使えば良いなどメリットは数々。
出来るだけ早く、転換したいのだが、その時が判断出来ない私。
と、いろいろ行き詰まるを感じている今日この頃、学会にも出席し新しい息吹を感じた方が良いのだろうが…
写真は会場を出た所で
高層ビルが上すぼまりにならないようにデジタルシフトで台形補正してみた
デジタルはどんどん便利になります
デジタルシフト
E-M1 12-40mm