関西、近畿山域で、多分?純粋なフリ-クライムで挑戦する『滝・直瀑ル-ト』としては最難、テクニカルで面白いル-トの開拓だったと思います。スタ-ト最初のプロテクションは、敢えて設置していません、滝中のハンガ-も黒色塗装で極力、目立たないように配慮して残置してあります。
大きく区分して、困難な核心ポィントは3ケ所で中段のレスティング容易なレッジ状ホ-ルドまでと、この安定したフット・ホ-ルドから終了点までの数手も、気が抜けない。各ホ-ルドは安定して来ましたが、一箇所・大きなフレ-ク状部分がハンマ-・チエックで浮いた音がするのと、横向き、下向きエッジが抜群に、かかりは良い半面、欠損の可能性があるのが注意。左サイドからボルトにクリップ後に、一端、右に出て直上するポィントの判断がリ-ド時の要、このタイプのル-トを登る力の『目』ポィント。