最終日までアイスクライミング日和が続き、多分?このレベルの氷瀑環境での本格的な『アイスクライミング』実践・場所としては自然環境は快適、最適環境だと思われる。昔、新聞紙面に出た時も、上着は脱いでフリ-ス・ジヤケット一枚で、今回の左岸側とは別の、右岸上段の氷ラインをリ-ド・クライムした記憶が甦った。暖かいと言える、気温範囲での『アイスクライミング』-昔よりウェアが良くなったと言うのも割り引いて、快適。
『カリフラワ-畑』のピッチを抜けて、『ブック・スタンド』へ繋がる氷瀑へ継続。中央部の氷結が薄く、下層の水の流れが見えている状態だったので、左上して短いが垂直箇所が楽しめるポィントから、屈曲部へ抜け出て『ブック・スタンド』内の踏み抜き強度に、やや不安のあるレッジにて確保。快適なピッチでした、エグジットの氷の薄さは、大峰アイス特有。この日、最初のピッチを含めてアックス・ピックのミスヒットにて目前で火花3回、この程度の氷結としては致し方なし。