今朝は間違えて、三時半に起きてしまい、さすがに眠たかった。おかげでテレビのニュースをゆっくり見ることができた。
最新鋭のイージス艦でも、漁船にぶつかる事があるのだろうか。まず第一に、フォークランド紛争の時、ゴムボートで爆弾を仕掛けられ、多くの新鋭艦が沈没している。それ以来、小さなボートであろうが、しっかりと監視できるシステムになっているはずだ。要は、民間の漁船など無視しただけだろう。問題なのは、防衛大臣に連絡が行くのに、一時間半もかかったと言う事で、その間に武官と文官が責任の所在や、事実の隠蔽を図ったにちがいない。
人命より、自分達の地位が大事だったと言うしかない。あきれて物が言えないね。
さて、万葉集関連の本を3冊読んだ。結論として言える事は、最初の巻で極めて難解な詩は、ほとんどが朝鮮内で読まれたのだろうと言う事だ。それを日本へ持ち込み、漢字を入れ替え、日本語のように書き直したのだろう。だから、日本人が読めないことはないが、意味がまったくわからないのだ。時代が進み、純粋な日本人が読んだ詩は、正確に五、七、五、・・・になっている。漢字で書かれた詩を、大和の音、訓で日本人が書き直したと考えるのが妥当だろう。学者達は当然知っていて、認めないだけだ。真実は隠しようがない。
天智にしろ、天武にしろ、額田姫にしても、朝鮮にいた人だろう。蘇我氏は日本にはいたはずがない。大化の改新など日本で起こったことではない。
日本の成立にはとてつもなく大きなウソがあるのだ。万葉集にはそのヒントが隠されている可能性がある。
私が奈良に政権が出来たと確信するのは持統天皇からで、正確に言うと壬申の乱以降であり、近江朝の存在を認めるわけにいかない。法隆寺が大宰府から移転されたのが間違いがないのなら、日本が成立したのは九州の筑紫、もしくは韓半島南端の伽耶国だ。だから、小林恵子さんの「本当は怖い万葉集」を読んでいても、ひんぱんに百済と大和を往復する話、あるいは、近江へ逃げた話、吉野へ行く話し、これらに違和感を覚えた。これらは九州の話でしょう。(このあたりの古田氏の研究はまったく正しい。)
私には朝鮮語で万葉集を読むことは不可能なので、李寧熙氏の著作に頼るしかないが、大きな可能性を秘めていることは間違いがない。さらに、買い込むことにしようかな。