マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

トーテムって?

2008-02-02 10:25:25 | 古代史

最近は、トーテムの研究ばかりしている。トーテムとは各部族(民族)が自分たちの崇拝するものを決め、他部族との差別化をはかる手段のようなものだろうか。シュメールから始まり各地に広がったものと考えられる。

考えるだけで、馬、牛、鳥、羊、うさぎ、へび、犬、鹿・・・・、などなど、例えばインドは牛を食べない。つまり、牛は信仰の対象で、神聖なものだ。その牛族にひどい目にあっていた部族は彼等に勝つために牛を食べただろう。結局、宗教と言うよりは、過去の因縁が対立の底辺に存在しているわけだ。韓国人は犬をたべる、ヨーロッパ人も日本人もこれは食べない。つまり、日本人には犬族が多く、逆に韓国は犬族にひどい目にあったとも考えられる。

日本は現在は牛を食べるものの、平安時代より牛を殺す人たちを差別してきた。やはり支配部族に牛族がいたためだろう。馬は基本的に日本人は食べない。おそらく源氏たちが兵器としての馬を大事にしたからだろうが、馬トーテムだったからかもしれない。日本でも一部で馬刺しを食べる地域があるから、それには深い事情があるのではないか。

ウサギの神社が豊川にある、菟足神社と言い、とてもめずらしい。羊も各地にある、しかしどう見ても弱々しいイメージしかないから、きっとひどい目に遭わされてきたのだろう。

へびはもっと古い時代に到来している。神社ではあまり聞かない。(知っていたら教えて欲しい。)

鳥は中国の殷という国の印が鳥のマークだ。しかも面白い事に三本足の烏である。

感の良い人なら、日本のサッカーリーグのマークが三本足の烏だと言う事に気づくかもしれない。これは日本書紀に出てくる八咫烏である。高句麗の遺跡にもそれは刻まれている。つまり、鳥族は中国から高句麗そして大和へ来て支配階級の一員になった事実を裏付けている。

ただし、日本人は鳥のから揚げが好きだ、特に名古屋は手羽先料理が名物になっている。名古屋は鳥族が嫌いなのだろうか。

日本・ユダヤ同祖論というのがある、イスラエルの失われた10氏族が日本に来ているから(2部族は現地に残った)日本人はユダヤ人と仲良くしようと言う陰謀である。仲良くしてもいいけれど、ユダヤ人というのはユダヤ教を信じていなければならない。しかし、イスラエルの10氏族は多神教であり、トーテムを拝む癖があり、とても一神教のユダヤ教とは相容れないのだ。

歴史的にいえば、ユダ族が今のユダヤ教をつくったのであり、イスラエル部族はユダヤ教の成立する前に世界に散ったのである。ここを押さえておかなければ何もわからない。

日本人もイスラエル氏族も三位一体の思想はない。バビロン捕囚以後、ユダヤ教が一神教に変わったのだ。だから、本来のユダヤ教の原点が日本に残ったと言える。

また、キリスト教の三位一体は「父と子と精霊」だという。これはひょっとしたら間違いではないのか、正しくは「天御中主神、神産巣日神、高御産巣日神」とするべきではないだろうか。