『愛と青春の張り込み…桜井刑事、恋をする
内容
東洋銀行神南支店において、強盗事件が発生し、8000万の現金が奪われた。
直後、残されたマスクに付着した指紋から、犯人のひとりは判明する。
矢吹草太(内田朝陽)。。。
3年前アルバイト先で50万を盗み、執行猶予3年で、執行猶予中の男
だが、もう一人いた犯人は全く分からなかった。
ただ現金が多額であったことから、安積(佐々木蔵之介)は
銀行内部に内通者がいる可能性を考え、水野(黒谷友香)に調査を命じる。
そして、須田(塚地武雅)黒木(賀集利樹)には
矢吹の妹・香織(平愛梨)のもとへ向かうよう命じる。
須田たちが訪ねたところ、3年前に会ったっきりだという香織。
“迷惑なんです!”
が。。。香織がアルバイトする喫茶店で聞き込みなどをしたところ
アルバイトをしながら劇団の所属。
座長の虎山修司(みっちー)の下、毎日、芝居の稽古に励んでいるという。
一方で、矢吹が働く運送会社などを調べた村雨(中村俊介)桜井(山口翔悟)
によれば、、3日前に辞め、寮も引き払っているという
が。。。その部屋には、劇団のチラシが。。。妹の劇団だった!
チラシは1週間前に配られたモノで、矢吹が、妹に接触する可能性が高いと考え、
香織が住むアパート近くに部屋を借り桜井に張り込み、尾行をさせる安積。
やがて、水野の調査で、融資担当者が、事件翌日から休んでいると分かる。
石川恒男(戸辺俊介)。。。矢吹と郷里が同じ男で、
石川と矢吹が一緒にいる目撃情報があった!!
その後、石川宅の家宅捜索で、矢吹に送ったメールに妙なモノが見つかる。
“欲張るな、門倉に殺されるぞ”
“門倉”という人物が、2人組のもう一人だと推測されたが、
矢吹、石川の周辺で該当する人物が見つからない。。。。
同じ頃、管理人(つまみ枝豆)に不審に思われながら張り込みを続けた桜井は、
酔っ払いに絡まれてしまった香織を助けてしまい、
身元は明かせないまま距離を縮めてしまう。
安積は、好都合と。。。。もっと接近し情報を引き出すようにと。。。
そんななか、石川の射殺死体が発見され、
その後、桜井の情報で、矢吹が逮捕されたのだが。。。。。
敬称略
今回は、
刑事モノでは定番の
若い刑事が、、、関係者に恋!
その桜井編である。
定番のお話なので、特にツッコミどころはないのですが。
ほとんど活躍することがない桜井ですので、
こういったお話もアリでしょう。
たしか、、前シーズンでしたっけ。。。
同じようなパターンに近い感じで、老人に騙されていたネタって。
こういった、関係者との交流、経験により、
まだまだ新米刑事の桜井は、成長していくのでしょうね。
そう言う意味では、
ある意味、風格のある、村雨、水野らとは違い、
ちょっと抜けている感じで、初々しさを感じさせるのも悪くないと思います。
恋バナが、前面に出ていますが、、これも“経験”でしょうから!
真面目に向き合うというキャラも、シッカリ表現されていますし。
一方で、事件も妙な状態になり始めるなど、オモシロ味を作っていますし。
桜井と、それを支える先輩刑事たち。..と言う感じで、
“ベタ”ですが、なかなか、良い感じに仕上がっていたと思います。
安積“これもあいつの仕事だ”
この言葉が、全てである。
そういえば、結末が!!、、、そうだよね。。
門倉淳也(阪田マサノブさん)。。。。ですか。。。
俳優さんが、俳優さんなので、きっとそうなのだろうと思っていましたが
ドラマとしては、2段階になっていて
良い盛り上がりの緊張感を最後まで続けましたよね。
“ベタ”でも、一捻りすれば。。。である。
個人的には、管理人さんが絡んでくれても良かったんじゃ?
そっちのほうが、ホントにサプライズだったと思います(笑)
最後にヒトコト。
それにしても、前回に続き、“ハンチョウらしい”感じだった今回。
まあ。。。こういう話で、登場人物を少しでも見せておかないと
ただただ、、“安積班”ではなく“安積”の物語になってしまいます。
できれば、
こういった部分から、枝葉で人間関係を広げて欲しいんですけどね。
犯人を追っている刑事だけを表現してばかりだと
刑事も人間。。。優しさなどを持ち合わせているというのが見えにくく、
今作の1つのカタチである人情モノから
ずれていくばかりだと思います。
これまでの感想
File.08 File.07 File.06
File.05 File.04 File.03 File.02 File.01
TB出来ない場合は以下へお願いします。
http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-2614.html
楽天ブログ
File.09