「都会からの移住家族…母に贈る真夏の夜の奇跡」
内容
浅井(唐沢寿明)の神楽村スカイランタン企画は、一応の成功を収める。
その成功の手柄を、アッサリと上司たちに譲った浅井は、“次”を考え始める。
そんななか由香里(麻生久美子)が、移住者のサポートを口にする。
すべては福本市長(沢村一樹)からの厳重注意があったからだった。
そして。。。
橋尾基希(林泰文)と娘、ヒロミ(山口まゆ)サラ()がやってくる。
早速、浅井は、橋尾一家を村人たちに紹介しつつ、村について説明。
だがヒロミは、由香里をなじるだけで無く、村が年寄りばかりだと、
村人たちに悪態をつき不機嫌にさせるのだった。
そんななか、源治郎(星田英利)が、山上の病院には近づくなと注意したのだが、
ヒロミは、その言葉で不機嫌になり、源治郎をにらみつける。
源治郎達が戸惑っていると、
橋尾が、ヒロミ達の母・千恵(菅野美穂)が結核で入院しているという。
浅井が“次”を考える中、役所に、ヒロミがやってくる。
母が食べている病院食。。。特にお米が美味しくないという。
何とかしてあげたい。。
すると、浅井は、最高に美味しいおかゆを作ろうと言い始める。
米を洋吉(谷隼人)に協力してもらった浅井は、
土鍋やかまどもつくろうと言いだし、
炭は源治郎、土鍋は猿山(吉田祐希)に協力を求めるのだが、
先日のこともあって。。。。。。。。拒否されてしまう。
他の村人たちも非協力的だったが、浅井が。。。。。
敬称略
基本的に、流れは同じだし。
こういう話では定番の移住者を扱っているネタ。
細かい事は、ともかく。
かなり良く出来ているとは思います。
なかでも、“これは!”と思ったのは、
今回の移住者に、由香里を重ねてきたこと。そして浅井が指摘したこと。
なんらかの成功、変化を魅せるのは、単純作業でokだが。
物語の根幹には、由香里という存在もあるわけだから、
そこを、上手く変化していくのを魅せていくのが、今作にとって最重要事項。
変化を指摘するのは、少しヤリスギだけどね。
ここは、“丁寧”ということにしておきます。
由香里の見せ方を含め、今後の展開次第ではあるが、
ほんとに、作り込んでいるのがよく分かった今回でした。
前回と同じく、ファンタジー過ぎるけど。。。。ドラマですから!