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京都地検の女(7)第6話 父と子でいたかった

2011年08月25日 21時01分47秒 | 2011年ドラマ

『父と子でいたかった…京風おでんに沁みる殺意の罠!!』

内容
元エリートサラリーマンの土屋秀樹(大和田伸也)という男が
あや(名取裕子)のもとに送致されてきた。
数日前、壬生ヶ丘公園で知人の前原信二(松田悟志)に偶然出会い、
ビールを飲んでいたところ、近くに居たホームレスのことで2人は口論となり、
土屋が前原を突き飛ばし、頭を打って亡くなってしまったという。
事情を聞くと、素直に認める土屋。

だが、逮捕されたとき土屋の所持品の中にトイレットペーパーがあることが
あやは、妙に引っ掛かりを覚えるのだった。
なぜティッシュではなく、トイレットペーパーなのか??
その後、池内(益岡徹)栗原(大塚千弘)の協力で、所持品を調べたところ、
トイレットペーパーは、どうやってもバッグには入らない。
そのうえ、なぜか、1ロールだけ。。。。
公園による前に、図書館に立ち寄っていることから、
図書館から公園までの間に、何かがあったと推測するあや。

まず、2人が知り合ったというおでん屋へと向かい、
女将・安藤真佐子(芦川よしみ)から話を聞いたところ、
出会いからして、2人はソリが合わなかったという。

土屋の娘・神田まどかによると、土屋は悪性のガン治療を拒否しているらしい。
その事を土屋に聞くのだが、命よりプライドと言うばかり。
トイレットペーパーに関しても、公園のトイレで手に入れたと言うだけ。
とはいえ、何か引っ掛かりを覚えるあや。

“これ、主婦の勘!”

やがてトイレットペーパーの違和感の謎が解けたとき、
土屋の証言が嘘だと見えてくる。
やはり、公園までに何かがあったと。

そんな折、成増警部(寺島進)が、ある情報を入手する。
現場には、ホームレスがいるはずがなかった!

一方で前原のことを“町の小さな英雄”と書かれている書き込みがあると判明。
どうやら、商店街の仲間・坂田、桐谷祐美子らが行ったことで、
土屋と前原が、商売のことで話し合いを行い、親密だったと分かってくる。
いろいろと土屋から指導されていたよう。。。。

そんなとき、、、ふと、おでん屋にやって来ている常連客・田宮を思い出すあや。

敬称略




お話は、
この手の作品の定番の1つである、、、庇い。。。の要素も含まれているが、
良い感じで被疑者がやったことが、被害者に。。。と

孤独だからこそ、、、親身だったからこその、、、不遇な事件。

として、まとめきったのは、
この枠のドラマらしくて、良い感じでしたね。


まあ。。。病気のことがいるかどうかは、かなり微妙ですが、
その部分を除けば、

主婦の勘から来る違和感を表現するなど、

まさに、“京都地検の女”という感じのエピソードだったと思います。



ただ。。。結果は変わらず、心を変化させただけなので、
この部分の“今作らしさ”を納得出来るかどうかで、評価が分かれるのが
少し痛いところかな。

せめて、2人の想いを受け継ぐ部分を描けば。。。。

そこだけは、少しだけ不満点かな。


それでも、今シリーズの中では、名作に入るでしょうけどね

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