『絶体絶命!!ナース達の反乱』
内容
広告代理店で働く坂口和夫(鶴見辰吾)が急性膵炎で入院する。
佐々井(正名僕蔵)が、簡単な手術で済むと説明し、
妻・貴子(中原果南)も、、、サインをする。
だが、担当の相原亜美(黒川智花)は、2人に妙なモノを感じていた。
そんななか、退院を急がない方が良いのでは?と佐々井に提案する亜美。
しかし提案を無視する佐々井は、スカートをはけとセクハラ。
また処方箋を間違っていることを指摘すると、亜美のせいにされてしまう。
その様子を見ていた相良(沢村一樹)は、なぜか佐々井の肩を持つのだった。
直後、ナースステーションに現れた相良は、
看護師長の田村戸紀子(宮地雅子)に涙の訴えをする亜美を横目に。。。。
「泣き寝入りするしかない。
どんな理不尽なことを言われても部下は我慢しなきゃ」
と、、、ナースたちを挑発する。
怒った戸紀子は、たまき院長(野際陽子)に佐々井の態度の直談判。
近くに居た森山(高嶋政伸)は、鼻で笑うが。。。
ナースは見下されているのを我慢してきたと訴え、
これ以上は、辞めても引き止めることが出来ないと宣告するのだった。
頭を抱えるたまき院長。
その後、佐々井のオペのアシストに回る相良。
一旦は窮地に陥っても、上手く処置する佐々井。。。。オペは無事終了する。
そんな折、皆川(伊藤蘭)に佐々井の技術の素晴らしさをほめたたえるが、
性格に難アリと伝えた相良は、協力を依頼。
そして、、、、相良は佐知(比嘉愛未)を食事に誘い。。。。
一方、皆川は、たまき院長に、危機感を伝え。。。。。
敬称略
君たちはプロなんだよ。プライドがあるなら、ドクターに立ち向かうべきだ。
ひねくれ者の変わり者ドクターが、病院を変える!!!
という、今作のコンセプトが、
今まで以上にシッカリ表現された感じですね。
ちょっとしたやりとりの中にも、楽しさもあるし、
人間関係の微妙さも、面白く表現されている。
相良と院内の人間の人間関係が構築されてきたからこそ
今回のような、
言葉のキャッチボールなどが成立するようになってきたのでしょう。
会話の間もかなり良い感じですし。
俳優さんたちの演技が、そこにある感情を丁寧に表現しているため、
ドラマとしての心地よさを感じます。
病院を立て直す物語と言う今作のメインの部分だけで無く、
細かい部分に至るまで、普通に、ドラマを楽しめるようになってきた感じですね。
秀逸だったのは、皆川を上手く利用して相良が、たまきを動かしていること。
これって、連ドラとして『今まで』が無ければ
絶対に成立しないネタ。
こういう部分にも、今まで、シッカリと積み上げてきた『成果』が見えます。
本格的に、脚本、、、演出、、そして俳優。。。
見事にかみ合っていると思います。
奇を衒わなくたって、作り込めばベタな物語でも楽しい。
今作はそれを証明してくれています。
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第5話
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