『父だけが知っていた殺人手法』
内容
突然、昏睡状態となった“アタル”ことチョコザイ(中居正広)
沢(北村一輝)舞子(栗山千明)たちは、心配するが。。。。
そんななか、小暮桃香(安倍なつみ)という女性の車が電柱にぶつかり炎上。
車内で遺体が発見される。
沢たちが駆けつけるが、交通捜査係ともめ事になる野崎(千原せいじ)
彼らの見立てでは、居眠り運転か、決意の自殺だという。
自殺ならば動機くらい調べると言い始める沢。
中津川(嶋田久作)に解剖を申し出たところ、沢は通常業務にということで許可。
テレビで事故を知った舞子は、心がざわつく。
亡き母・真理子の車と同じ車だったからだった。
そこで事故を起こした車を見に行くと、事故鑑定人の公原(平岡祐太)の姿が!
そのうえ、桃香!?。。。。桃香の双子の姉・綾香(安倍なつみ・二役)だった。
自殺の動機が無く、結婚を約束した人がいるという。
一方、沢は桃香の婚約者・森洋一(西興一朗)のもとを訪ねていた。
森は宝井真美(広澤草)という女性のアパートにいた。
事故現場は、桃香のマンションとアパートの間。。。。。
そんな折、昏睡状態だったチョコザイが目を覚ます。
やがて公原から、車のABS、折れて燃えた携帯電話などから、
自殺ではなく事故の可能性が高いことを知る舞子。
同じ頃、沢はチョコザイのパスポート、犬飼(中村靖日)の警察手帳、
そして仕掛けられていた盗・聴器から、
ラリー(村上弘明)のモノと思われる指紋を検出していた。
敬称略
ストレートに書きますが。
完全に、“最終章モード”ですね。
ゲストのキャスティングを見ても分かるように事件を描くつもりは、特になく。
チョコザイのことについて、積極的に描いている。
沢に至っては、事件の捜査をしていたはずなのに、
野崎とともに本来の業務に戻るかと思いきや、
チョコザイの見舞いと、、ラリーの調査!!
で、気がつけば、犬飼と接触してばかり。
この時点で、今エピソードが、どこに力を入れているかが分かると言うものだ。
実際、今作の魅力だったはずのチョコザイの活躍は、ほとんどなく。
いくつかのキーワードを発しているが、
公原が実験している時点で、チョコザイのキーワードの必要性は無い。
そう。
最終章モードで、あれこれ描くことが重要で、
事件を描くつもりは無いと言うことだ。
だから、なんとなく、普通の刑事モノ(苦笑)
チョコザイにキーワードを発してもらうために、
有り得ないほどの事件の凝り方ですけどね。。。。有り得ないほどの。
結局、最終章モードのためだ。
楽天ブログ版
CASE10