日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

分断された日本

2019-07-20 21:07:02 | 気学
 ステルス遊説の最後に選んだ聖地、秋葉原、安倍首相降臨、支持者ばかりで、その他の人たちは警察の力で排除、それでも、「安倍帰れ」コールが圏外から聞こえてきました。分断された日本、どうなるのでしょうか?令和初めての選挙、今も投票先決めかねています。しかし、参政権を行使、清き一票投じてきます。鉛筆を右手に持つたとき運命の文字が記入されます。選挙速報が楽しみです。
 4日の公示から今日まで、選挙活動、各政党が展開していましたが、マスメディアの報道はいつもより静かに感じました。とりあえず、面白い発言を紹介します。 ①参院選の応援演説にて 三重 三ッ矢憲生衆院議員から
自民・吉川有美候補「この6年間、何をしてきたのか、一番大きな功績は子どもをつくったことだ。」②安倍首相16 日新潟での応援演説時「どうかお父さんも恋人を誘って投票へ」③三原じゅん子参院議員 宮城 愛知治郎候補応援演説時、「『愛知県』のために必死で結果をだしてきている候補」そして、パワハラもありました。魔の3回生、石崎徹衆院議員、秘書へパワハラ、暴行疑惑、秘書、警察へ被害届提出。とどめは「維新の5.7億円疑惑」です。
次から次へと、スキャンダルがでてきます。一番許せないのは、札幌と大津で演説会場から、ヤジを飛ばした人を強制排除したことでした。プロ野球でも、打てなければ「昨日、飲みすぎじゃないか」ヤジが飛びます。それをかてとして選手は飛躍します。政治のプロ、まして一国一城の最高責任者がヤジを恐れて柵を設けることは言語道断、情けない限りです。一蓮托生、国民も共同責任です。「親の恥は子の恥」ときの流れに身をまかせます。
 令和時代になり、悪い流れを絶たなければなりません。中曽根元首相の言葉を紹介します。「私には、国民のみなさんがいま乾燥しているように見えます。人間の「情」、あるいは歴史的な連続性への「憧れ」、さらには喜びや悲しみを大事にするような「心」、そうした潤いが感じられないのです。それはなぜか。私は日本社会が物事を判断する価値基準を失ったことが原因だと思っています。今日確かに頼るべき判断基準はありません。そうだとすれば、日本や世界の歴史をよく学び、歴史の中から「国家はどうあるべきかとか」「社会はこうあるべきだ」、「人間はこうあるべきだ」といった原理・原則を私たち自身で獲得していく以外、方法はないのです。」
 日本民族のすばらしいところは一体となれるところです。分断されている現状ですが、潮目が変われば良き時代になる気がします。安倍首相も「瑞穂の国」を理想に掲げていたわけですが、途中から脇道にそれてしまいました。国民に話すことができない事情があるのかもしれません。とりあえず、投票所へ朝一で行きます。
 







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